どんな場を作りますか
紙芝居体験
昨日は家族で
京都国際マンガミュージアムに
行ってきました。
ミュージアムとは言うものの
マンガは読み放題で
芝生の広場があるので
持参したお弁当を食べて
マンガを読んでと、
ゆっくりとした時間を
過ごしました。
さらに、
ミュージアム内に紙芝居小屋
というものがあり、
プロの紙芝居師による
紙芝居も体験。
※こちらは別のところで長男が体験した紙芝居です。
紙芝居の全盛期は今から70年前
とのことでしたが、
その後、テレビの普及により
衰退してしまったそうです。
ただ、その後に発展したマンガの
源流とも考えられているようで
だからこそマンガミュージアムで
紙芝居の口演が行われているのですね。
このブログを書きながら
気付きました。。
紙芝居と双方向コミュニケーション
昨日、体験した
プロの紙芝居師による紙芝居は
わが家の息子たちにとっては
初めての体験でした。
紙芝居師の方もおっしゃって
いたのですが、
紙芝居はテレビなどとは異なり
双方向コミュニケーションの
メディアだということ。
最近のテレビでも
双方向コミュニケーション
になりつつありますが、
紙芝居には
同じ場所、時間を共有することで
生まれる一体感がありました。
一体感を作るためには
その回ごとに
どんな参加者が参加しているのか
を確認することも大切です。
外国の方も少なくなかったので、
1人1人にどこから来たかのか、
日本語はOKか?英語はOKか?
そんな確認をされてましたし、
紙芝居にも英語の字幕が記載
されていました。
さらに、
子供たちに興味を持って
もらうために
はじめにクイズ大会を行い
場を盛り上げるなど
紙芝居で物語りを伝えること
よりも
双方向コミュニケーションでその場を盛り上げて
ワクワク、一体感のある時間を作ること
が目的でしたね。
実際に口演時間30分のうち紙芝居は
最後の5分程度で、それまでは
場の一体感を作るための時間でしたし。
双方向で作り上げていく
紙芝居によって
ワクワク、一体感のある時間を
作り上げていくために必要なことは
双方向のコミュニケーション
です。
誰かが一方的に伝える
一方通行のコミュニケーションでは
ありません。
双方向でコミュニケーションを取りながら
・どんな参加者がいるか参加者の状況を確認する
・クイズによって参加者が話す機会を用意する
・全員で話したり、拍手をしたりして場を盛り上げる
といったことを行うことで
ワクワクした一体感のある
時間が生まれるわけです。
これって
何も紙芝居に限ったことでは
ないですよね。
サービス業や小売の仕事でも
同じですし、
税理士の仕事のだって同じです。
一方的に伝えたいことだけを
伝えていても意味がありません。
双方向で相手のニーズや理想、
困っていることなどを
いかに伝えてもらうかを考えて
コミュニケーションを取ること。
受け手、お客様にとって
その時間を有意義な時間にしようと
思えるかどうか。
満足して頂ける
商品やサービスになるかの
ポイントではないでしょうか。
【編集後記】
マンガミュージアムで
マンガ読み放題といっても
読もうと思っていたマンガが
映画で話題の「キングダム」
だったので読みたい巻が読めず、
持参した本を読むことに(^^;
マンガミュージアムへ行くときは
あらかじめ読みたいマンガをいくつか
考えておいた方がいいですね(^^)
【昨日の1日1新】
・家族4人での京都国際マンガミュージアム
・紙芝居小屋での紙芝居体験