確認して進めていますか。
他社とのジョイント
自社だけ、自分だけ
ではなく他社、他人と一緒に
ジョイントを組んで
お客様にサービスや商品を提供する、
これからお客様になる方々へ
サービスや商品を周知する。
他社とのジョイントを組んで
サービスや商品を提供することで
新たな価値を提供すること
ができるかもしれません。
例えば、
顧問税理士がそのお客様の顧問をしている
社会保険労務士さんとジョイントを組むことで
経営者、社労士、税理士というメンバーで
経営のミーティングを行うこともできます。
労務に関する施策を検討する際で
税理士が利益に与える影響を
その場で確認することができれば
より早く経営の意思決定ができるかも
しれません。
経営者と社会保険労務士さんで
打ち合わせしたことを、
また別のタイミングで
経営者から税理士に伝達する手間
も省くことができますよね。
条件も大切だけど、ビジョンや価値観は揃っているか
他社とのジョイントを組むことで
新たな価値の提供が可能になる
一方で、
他社とのジョイントを組むときには
確認しないといけないことも
少なくありません。
まずは、
ジョイントによって発生する
利益やコストがある場合に
どのように配分、分担するか
の条件があります。
顧問社労士、顧問税理士が
ジョイントを組む場合も
それぞれの顧問報酬内の対応で
あればいいのですが、
場合によっては報酬が発生するかも
確認しないといけません。
ジョイントによって生まれた
売上、利益があった場合に
あらかじめ決めた割合で分配するのか、
売上が直接、発生した側から
手数料を支払うのか。
最初に確認しないといけません。
またそれよりも大切なことは
ビジョンや価値観は揃っているか
ということです。
ビジョンとは
将来の理想の状態
のこと。
ジョイントを組む両者の
ビジョンはもちろん一致するもの
ではありません。
けれど、
そのビジョンの方向性が揃っているかどうか
を確認しておく必要があります。
一方が
お客様や案件をどんどん増やして
売上を増やして拡大する
というビジョンがあるのに
もう一方が、
目の前のお客様に向き合い拡大志向はない
というものだったら
うまくいきませんよね。
ビジョン以外に価値観も
確認しておかないといけません。
何を大切にするかという価値観
を確認することで、
どんなスピード感で仕事をするか
何を優先するのか
判断に迷ったときのよりどころ
といったことを共有して
大きなズレがないかが分かります。
ジョイントを始めてから
こんなはずではなかった
と感じることは避けたいものです。
お互いのメリットだけでは成立しない
他社とのジョイントを組む、
連携をするというときに
お互いのメリットだけを追求している
とうまくいかないことが
多いです。
お互いにメリットが生まれるとともに
お互いにデメリットが生まれる部分も
あることを確認すること。
その上で、
ビジョンや価値観が揃っているか、
ビジョンや価値観にズレがあるのであれば
揃えることができるものかを
確認すること。
よく
「Win-Winの関係を築きましょう!」
という意気込みで
ジョイントや提携しよう話がありますが、
Loseな部分も生まれることを
両者が認識することが欠かせませんよね。
【編集後記】
昨日の午後は
日本キャッシュフローコーチ協会
のオンライン研修会でした。
他のメンバーの活躍に刺激を受けつつ
まだまだできることがあることも分かり
学びの大きい1日でした。
【昨日の1日1新】
・ゼロシュガーフリーケーキ