経営するためのコックピットにどんな情報がありますか?

正しい情報が必要ですよね。

20161127

社長のコックピット

経営に関する例えで
よく出てくる例えが

「社長のコックピット」

という話です。

飛行機のパイロットは
コックピットにある様々な
計器にある情報を見ながら
飛行機を目的地へと
操縦します。

同じように、経営者も
会社や事業の現在の情報を
確認しながら
その会社や事業を目指している
目的地に近づけますよね。

なので、
そもそも、どこに向かうんだ、
という目的地が決まっていないと
どうやって飛ぶかも決まりません。

やみくもに飛ぶわけいきませんし。

目的地、つまり、
1年後や3年後、10年後のビジョンは
明確にしておくほうが
いいですよね。

経営するためのコックピットにどんな情報がありますか?

経営における、目的地、
ビジョンが決まっていたとしたら
次に問題になるのが
コックピットにある情報です。

経営する上でのコックピット
にこんな情報がありませんか?

・売上や原価や利益の情報が半年前のもの

→経理業務が滞っている、記帳代行をお願いしているので、半年前とはいかなくても2、3ヶ月前の試算表しかない。

・実際とは違うお金の残高になっている

→現金の残高があるはずもない金額になっている、預金の残高が実際の通帳の残高と異なっている。

・回収が見込めない多額の売掛金

→売掛金の中にもう何年も回収できていない取引先のものが含まれている。

・売れる見込みのない商品在庫

→実際にあるかどうかも怪しくなる程、商品在庫の金額が膨らんでいる。

もし、このような情報が
コックピットに表示されていても
安全な経営ができるでしょうか?

間違った経営判断をして
目的地に辿り着かない、
そんなことになりかねませんよね。

コックピットの情報を整えること

間違った経営判断を
しないためにも
コックピットの情報を
整えましょう。

整えるポイントは次の2つ

現時点の情報を最新で正確にする!

現時点の情報を最新で正確な
ものにする。

まずは誤っている数字を直すことです。

あるはずのない現金や
あるはずのない機械や備品が
あればそれをなくすように
しましょう。

帳簿上、どうすればいいかなどは
顧問税理士などに確認しながら
対応してください。

そして、最新の情報を
見ることができるようにする。

経営者自身がクラウド会計など
の情報をPCやスマホの画面から
直接見ることができれば
これまでの業績や
最新の預金残高、入出金の
データを確認する
なんてこともできます。

未来を予測、決定する

もう1つは目的に向かうための
未来の行動を予測、決定すること
です。

将来のビジョンを実現するために
まずは今年1年間の計画を立てます。

次の決算で
どのような売上、原価、利益を確保し、
お金はどれぐらい残るのか、
1年後に到達する目的地を設定し、
あとはその目的地に向かって
予定通り進んでいるか
確認すればいいです。

今期の目標利益や貯めたい資金目標
と現時点の実績を比べながら
軌道修正してけばいいですよね。

まとめ

経営するためのコックピット、
どんな情報があったらいいかを
考えてみましょう。

【編集後記】

昨日は長男の七五三詣りでした。

お宮参りもついこないだ
のように感じるのに
早いものです。

お宮参りの時は
ご祈祷中ずっとギャン泣きでしたが、
昨日はもちろんそんなことなく。

神主さんと一緒にお祈り
する姿に成長を感じました(^^)

【昨日の1日1新】

・長男の七五三(5歳)

【昨日の1日1捨】

・自宅にある本

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