経営者のためで考えるか、会社全体のためで考えるか。

どちらに視点をおきますか。

20190210

入口と出口が変わる。。

先日、ある営業の方から
説明を受けていて
違和感を感じたことありました。

社員さんのためになるという目的で
導入した制度の運用を続けて、
それがいざとなれば会社のために
利用することもできますよ。

という内容だったんです。

具体的にどういうものかは
直接聞いてもらえれば。。

その制度の導入を会社に提案する
立場からすると、
社員さんのためにもなり、
いざとなれば会社のため、
経営者のために
することができるから
いいですよ。

ということらしいんです。

でも、
制度を導入する入口では
社員さんのため、
だったにもかかわらず、
制度の利用を終える出口には
会社のためのものになっているのは
何かおかしいと感じたわけです。

社員さんの立場で考えれば
自分達のために導入してくれた
制度だったんじゃないの、と
なりますよね。

経営者のためで考えるか、会社全体のためで考えるか

この制度を売る会社からすれば、
あくまでこの制度の導入を決めるのは
会社の経営者であり、
その経営者が納得して
その制度を導入してくれれば
それでいいのかもしれません。

でも、
その制度の内容をよく考えると
経営者にとっては
都合の良い制度であっても、
その制度に関係する
社員さんの立場からすると
決して良いものじゃなかったり
するんです。

一方で、

経営者の方からよくお聞きするのは

「社員の、スタッフがもっと給料を取れるような会社やお店にしたい」

「業界の中でも、働きやすい会社やお店を目指したい」

といったことだったりも
するわけです。

そうであれば、
経営者や会社だけに都合がよく
社員さんにとっては都合が悪いこと
はやった方がいいのか、
やらない方がいいのか
の答えも見えてきますよね。

客観的な立場だからこそ

税理士という立場としても
経営をサポートする立場としても
経営判断の際に、
求められていることは

客観的な立場からの意見

だったりするわけです。

あくまで
私のお客様から求められている
ことではありますが。

客観的な立場だからこそ
伝えていくことができること、
感情に左右されすぎることなく
数字に基づくことを
伝え続けていきたいですね。

もちろん、
そういったことを伝えていけるような
関係性作りも欠かせませんね。

【編集後記】

昨日は息子たちのプールの付き添いの後、
長男が利用予定の児童館へ申請書の
提出に行ってきました。

添付書類の一つの確定申告も
このタイミングで終わらせて
提出する予定でしたが、
間に合いませんでした(^^;

【昨日の1日1新】

・児童館への利用申請書提出

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