求める前に自分を見つめる
他人への期待
「社員には○○を任せたい」
「社員には□□ができるようにもっと成長して欲しい」
経営者の方から
こういったお話しを伺う機会
があります。
社員さんにどんな役割を担ってもらいたいか、
それぞれイメージを持っておられます。
イメージがあるからこそ、
その役割に沿った期待をするでしょうし、
その役割を十分に全うできなかった際には
期待が外れたとも感じることになりますよね。
経営者の自分自身の役割は?
経営者の立場からすると
社員さんにそれぞれ期待する役割
を持つものです。
一方で、
経営者の自分自身の役割
は明らかになっているでしょうか。
経営者自身の役割と
というと
会社や事業の最高責任者であること
以外は
それぞれの会社や事業者によって
異なりますよね。
経営者自身が
営業をして、商品企画をして、
経理や人事まで全てを担う
こともあるでしょう。
営業や商品企画、経理や人事その他は
全て社員さんに任せて
自分自身はそのマネージメントに徹する
という方もいらっしゃいます。
ここまでは
あくまでどんな業務を担うか
業務面での役割ですが、
他にも会社やその事業の中で
どんな存在であるか
という意味での役割もあります。
社員さんに近い立場で
プレーイングマネージャーとして
いつでもそばにいる仲間のような存在。
社員さんとは一定の距離を置いて
社員さんの自主性の発揮を促す。
ルールなどを設けて
そのルールによって
組織を管理する存在
というケースもあるかもしれません。
経営者が自分自身を
どんな役割でどんなあり方をするのか
が明らかになっていないと
経営者自身の行動にも
ブレが出てしまいます。
一方で
社員さんから見た場合も同じです。
経営者に対して
どこまで何を期待できるのか、
あるいは自分たちがどこまでの
役割を担うのかも
曖昧になってしまいますよね。
逆に経営者、社長の役割が
明確になっていて
その役割を全うされている
と感じることができれば
信頼にもつながるはずです。
社員よりも自分の役割から
経営者が社員さんに対して
社員さん自身の役割を
明確に伝えることは
必要だと考えています。
さらに社員さんの役割を
より明らかにするためにも、
経営者自身が自分の役割を明らかにすること
も同様に必要ではないでしょうか。
自分の役割を明らかにすることで
自分自身がやりきること、
社員さんに任せること
の区別も明らかになります。
もちろん社員さんからも
経営者自身がその役割を全うしているのかどうか
が問われることになります。
ただ、その役割に応えていくからこそ
信頼関係も築いていけるのでは
ないでしょうか。
【編集後記】
昨日の午前中は
息子達と近所の公園へ。
次男の自転車練習がメインでしたが、
練習の感覚が空いてしまったので、
まだ以前のレベルを維持している状態です。
乗れるようになるまで
しばらく練習集中期間が必要ですね(^^;
【昨日の1日1新】
・炒麺・餃子 二六