今年の決算前に来年の見通し、次年度計画を立てよう。

来年に向けて見上げてみよう。

20200720

来年に向けた計画策定の準備

毎年、ご一緒に数値計画の策定を
させて頂いているお客様の場合、
今年の決算を迎える前に
来年の決算に向けた計画策定を
進めています。

今だと8月決算の会社について、
今年の8月決算での売上、利益、資金
の見通しを確認するとともに
来年の8月決算の売上、利益、
資金の推移を確認するんです。

今年1年間で
社員さんの数が増えた、
新たな場所に出店した、
多額の設備投資をした、
新たな借入を行った。

こんな変化があった企業であれば
来年1年間の売上や経費、利益、
資金の流れに大きな影響が出ますよね。

増えた経費に見合った
売上を確保するには
あとどれだけ売上を増やさないと
いけないか。

増えた借入金を返済するために
どれだけの利益を残さないと
いけないか。

早めに確認しておくに越したこと
はないですよね。

今年の決算前に来年の見通し、次年度計画を立てよう

今年の決算を迎える前に
来年の見通しを立てて
次年度の計画を立てること
をお勧めしています。

少なくとも決算の3ヵ月前ごろから
来年の見通しを考えること。

もちろん今年の決算の結果が
どうなるかも気になりますが、
毎年計画を立てて、
毎月、計画と実績を確認していれば
決算前の2、3月前になってくると
今年の決算の状況も予想できる
ことが少なくありません。

それ以上に、
来年の決算の計画を立ててみることで、
次なる行動計画を立てることができます。

今年同様の売上、粗利益水準であれば、
増えた人件費をカバーすることができず
赤字になる。

こんなことが分かれば
いかに売上を増やしていくか、
アイデアを出して、計画を立てて、
実行に移していくことができます。

来年の決算までまだ14~15ヶ月
あるわけです。

もし、あと3ヵ月後の決算に向けて
新たな取り組みをして
売上を増やさないといけない。

そうなるとできること
できることも限られてきますし、
長期的にはプラスではないことでも
売上のためにと動かざるを得ないこと
だって出てくると思います。

でも、それを決算3ヵ月前ではなく
決算14~15ヵ月前に把握する状況を
作るわけです。

取り組む内容も大きく変わりますよね。

先の見通しを確認して先手を打つ

本来、経営者自身が
今年の決算を迎える前に
来年の決算までの計画を立てる
ことができているのが理想です。

けれど、
中小企業の場合、
経営者自身もプレイヤーであることも多く
計画作りにまで手を回せていないことも
少なくありません。

そんな時に外部の第三者が
現状の数字をもとに
仮の来年の決算までの計画表を作って
その計画を叩き台として
経営者と来年の計画を詰める。

経営者自身が1から計画を立てること
よりも遥かに取り組みやすくなりますよ。

計画を立てる時間を強制的に
確保することができて
毎月の計画を実績を確認する
次の行動を考える、
クオリティタイムが生まれます。

【編集後記】

コロナの事が心配なので、
子供とのお出かけも
人の密集しないところが
中心になりますね。

昨日は車で接触を回避しながら
名古屋まで。

動物園は年中の次男は喜ぶものの
小二の長男は少し興味が減ってきたようで
これから出かける先は悩みますね(^^;

【昨日の1日1新】
・東山動物園

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