会社の数字をオープンにするときには覚悟が必要。

どんな数字になってもオープンにできますか。

20200728

オープンな会社なしたい

「うちの社員にはもっと自社の数字に興味を持って欲しい」

「会社のことを知ってもらうことで、日々の仕事の意識を高めて欲しい」

そんな理由から
会社の業績を社員さんにも公開したい、
そう考える経営者の方がいらっしゃいます。

今の会社がどんな状態か、
数字を知ってもらうことで
まだまだこのままではいけない、
そんな危機感を持ってもらいたい。

会社の数字を理解しながら
日々の仕事にあたって欲しい。

実際に会社の数字のどこまでを
オープンにするか、
そんなご相談をよくいただきます。

会社の数字をオープンにするときには覚悟が必要

経営者が社員さんに対して
どんな情報を伝えたいか、
によって会社の数字も
どこまでオープンにしていくか、
も変わります。

毎月の売上だけを公開する

毎月の売上と原価、売上総利益(粗利)までを公開する

売上から原価、経費を差し引いた利益までを公開する

さらに経費の内訳も
人件費や固定費といった
カテゴリーごとの合計のみ
伝えるケースもあれば
1つ1つの勘定科目毎の金額まで
公開するケースもあります。

数字を公開する目的によって
どこまで公開するかは
決めればいいわけですが、
ご相談を頂いた際には

会社の数字をオープンにすることには覚悟が必要

ということを
お伝えしています。

会社の数字を社員さんに公開したい
と考えるケースの多くが、

今の数字であれば公開しても構わない

と思うことができるタイミング
ではないでしょうか。

もし赤字が続くような業績だったり、
売上などが年々減少する傾向だったり
する場合であれば
会社の数字を公開したい
とは考えませんよね。

社員さんに知られても構わない、
という数字を残しているからこそ
公開することによるプラスの影響を
期待するわけです。

でも、
会社の業績も良い時が続くとは
限りません。

新型コロナウイルスのような
外部環境の大きな変化ならまだしも
経営者の判断、行動によって
業績が落ちてきた場合にでも
数字を公開できるかどうか。

良くない数字を公開する、
なぜ悪くなったかの理由を説明する、
経営者自身が覚悟を持っておく
必要がありますよね。

覚悟が決まれば数字も変わる

会社の数字を公開するときに
いい時の数字だけでなく
悪い時の数字だって公開する。

そんな覚悟が決まれば
会社の数字にもいい影響を
及ぼすのではないでしょうか。

経営者の日々の行動が
数字にも表われてきます。

外部の環境が変わる中でも
どう売上を確保していくのか。

社員さんにただ数字を公開する
のではなく、
いかに自分ごととして
日々の仕事の中で数字を
意識してもらえるようにするか。

経営のハードルは上がりますが、
数字が良くなる理由は
増えますよね。

【編集後記】

昨日は次男の保育園が休園だったため
午前は在宅ワークをして
午後は次男と京都水族館・梅小路公園
へ行ってきました。

なるべく人が集まらないところへ
遊びに行こうとすると
どこへ行くかだけでなく
いつ行くかの工夫も必要になりますね。


【昨日の1日1新】

・JR梅小路京都西駅

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