当初の計画よりの実態に合った計画
決算までの計画を何度も変更する
お客様とは何らかの形で
次の決算までの見通しを立てる
ようにしています。
キャッシュフローコーチング契約の
お客様とは損益だけでなく
キャッシュフローの計画まで
を作成しています。
税務顧問だけのご契約のお客様とは
前年の実績をベースにした年間の損益で
見通しをたてています。
計画や見通し、いずれの場合にも
新年度を迎えるタイミングや
新年度をスタートして前期決算が
確定したタイミングで
一度は数字を固めますが
その後も必要に応じて変更する
ようにしています。
外部、内部の環境の変化、
新たなチャレンジのスタートなど
年度のスタートと途中で
状況が変わることも
少なくありませんしね。
一方で
新年度の経営計画書として
1冊の冊子にまとめて、
社内外に配布する、
ということしていれば
年の途中で変更することには
抵抗が生まれてしまいます。
「今年度の計画です」
と金融機関の書類を提出したのであれば
計画を変更した際には
変更した計画をその都度提出して、
変更した理由なども伝えないと
いけません。
立てた計画にはこだわりすぎず、柔軟に見直しをする
もちろん新年度の計画として
その立てた計画を守っていくこと
も大切ですが、
外部環境が急激に変化する、
それも予想できない方向に
変化していく時代です。
新年度に立てた計画を死守する
必要性はなくなってきています。
当初立てた計画にこだわりすぎると
身動きが取れなくなって、
環境に変化に応じた
方向転換にも遅れてしまい
かねません。
一度立てた計画があったとしても
定期的な打ち合わせの中で
その計画を変更する必要がないか
を確認していきます。
外部環境の変化が
業績が悪化する兆候があれば
売上目標も悲観値で設定し、
その数字で事業を続けることが
できるかを確認する。
当初の売上計画を
30%減の設定にして
どれだけの赤字幅になるかを確認し
経費の見直しを行う。
外部環境の状況が
よりよくなってくれば、
今後に向けて
必要な経費の予算を追加したり、
売上の目標を上方修正するなど。
広告宣伝費の予算を設定し直して
これからの売上確保に向けて
行動を取れるようにする。
計画に見直しによって
新たな行動に対して数字の根拠を
その都度用意することが
思い切った行動の後押しにも
なるものです。
変化に対応するためにゴールも微調整する
予想もしない変化が起こる時代の中で
その変化に対応していくために
目指すべきゴールも
その都度微調整すること
が欠かせません。
大きく外部環境が
変わってしまったとしても
その外部環境を
戻すことはできません。
その環境の中でどこを目指すのか
ゴールを微調整して
そのために何をすればをいいかを考える。
事実を受け止めて
すぐに方向転換できる柔軟性を
持っておきたいですね。
【編集後記】
昨日の午後はお客様との
オンラインミーティングでした。
計画数値を微調整することで
決算の着地も変わってきましたが、
これからもまだ変動があるはずなので、
どうなったら何をするかの
パターンを一緒に確認させて頂きました。
数は少ないですが
選択できることもありますしね。
【昨日の1日1新】
・ファミマ サムゲタンスープ