数字の計画を作る意味。計画の数字以上に未来を考える時間。

計画を作る時間に意味があります。

20210421

数字計画の確認の時間

経営のサポートを行っているお客さまとは
1年間の売上、利益に加え、
お金がどう増えたり減ったりするか、
キャッシュフローの計画も立てています。

一方で、税務顧問だけのお客様であっても
決算終了後に前回決算の数字を前提に
次の決算までの売上、利益の計画、
税金の見込み額を一緒に確認します。

関わり方の違いによって
どこまで計画を作るかは
変わりますが、

数字の計画を確認する時間

を取って頂くことには
変わりがないんです。

数字の計画を作る意味。計画の数字以上に未来を考える時間。

数字の計画を確認する時間

を取ることで、
今年度はどれぐらいの売上を確保
しないといけないのか、
経費として使っていい金額はいくらか
を確認することができます。

経営者自身が
次の決算で実現したいと考える金額を
確認することで、
日常の経営判断も変わりますよね。

経営の判断が求められる際に
いつも数字の計画が頭に浮かぶはずです。

この仕事を受けるべきかどうか、
どれだけお金を掛けていくのか。

数字の計画を全く作らないケースであれば
1つ1つの経営判断の際に、
数字を意識することが
抜け落ちてしまいますよね。

売上はとにかく増やした方がいい、
経費はとにかく減らした方がいい、
という発想にもなりかねません。

売上を求めるあまり、
キャパを超える仕事を抱える。

経費削減を求めるあまり、
仕事の効率化や売上の確保
に支障をきたす。

となれば本末転倒です。

そもそも、
数字の計画を作ることの意義は
目標となる数字を設定する以上に、

未来を考える時間を確保すること

にあります。

未来の数字を考えるときには
事業自体をどうしていきたいか、
を考えない限り、
目指す数字も決まりませんよね。

先が見えないの場合でも先の数字を把握する

現在は
一部の地域を対象とした
まん延防止等重点措置や
緊急事態措置に入ること
が想定されていたりする
不安定な状況です。

先が見えないので、
計画を立てることも難しい、
と考えることもあると
思います。

それでも
仮の先の数字を立ててみましょう。

先が見えないから、といって
事業のお金が減り続けてもいいか
というとそうではありませんよね。

毎月の固定費、借入金の返済額、
今は据え置き期間で返済がなかった
としても先々の返済額、
を確認して月々どれだけのお金が
減っていくのか。

現状の売上、粗利益から入ってくるお金、
そして、その毎月の入金を
いつ、どれぐらに回復させるのか。

先が見えないからといって
考えないままでいると
いつまでも見えないままに
なってしまいます。

【編集後記】

4月12日から5月5日まで
京都市内の飲食店等に対しては20時まで
営業時間の短縮が要請されています。

これに伴う協力金は
これまでの1店舗○万円から
前年、前々年の1日あたりに売上高を
基準に計算されることになりました。

実態に合わせた対応は理解できますが、
どのように計算するかも
早く明らかにして欲しいですね。

【昨日の1日1新】

・フランセ 果実をたのしむミルフィユ

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