進む道が決まればあとは動くだけです。
数字の計画を作らなくても･･･
会社やお店を経営するにあたり、
1年間あるいは今後3年間ぐらいの
売上や原価、経費、利益といった
数字の計画を立てる。
私自身がそういった数字の計画を
立てて事業をしているのですが、
ご依頼を頂くお客様に関しては
一緒に数字の計画を立てています。
さらにご依頼を頂いていない
お客様に関しても、
このまま行くと来年どうなるか、
という成り行きの予測を立てて
お客さまにお渡ししているんです。
これも簡単な計画と言えば
計画ですよね。
もちろん、
そういった数字の計画を立てずに
経営している中小企業さんも
少なくありません。
数字の計画を立てなくても
経営はできますよね。
でも、
この1年間、どうなりそうか、
どこへ向かうかが分かった上で
経営するのか、
どうなるか分からないと
考えながら経営するのとでは
どちらがいいでしょうか？
計画づくりで売上は増えなくても、利益は増やすことができる
なぜ、数字の計画を立てて
経営をして頂くことに
取り組んでいるかというと
計画づくりで売上は増えなくても、利益は増やすことができるから
なんです。
計画づくりをすれば、
必ず前期の数字を確認しますよね。
人件費はどれぐらい負担していて
今後はどれだけ増やしたいのか。
社員さんの昇給だったり
採用予定があったり、
あるいは経営者自身の給料を
もっと引き上げたい、
そんな思いもあるでしょう。
個人事業主でも同じです。
確定申告をする上では経費に
入りませんが、
自分自身の報酬も給料として
人件費として考えればいいです。
その他の経費についても
前期を振り返ります。
中には経費を使ったけど
何も効果がなかった。
というものもあるでしょう。
今期はもう支払わない、
と決めてしまえばいいわけですし、
計画でもその経費を減らしてみる。
売上も前期と同じぐらいは
確保できるのか予想は付きますよね。
そうすると
売上から原価を引いて、
経費も引いてどれだけ
利益が残るか分かります。
すると、
その利益だと金融機関へ
借入を返済するお金が足りない。
なんてことも分かるはずです。
それじゃあと
もう少し経費を見直していきます。
自分自身の昇給はもう1年待とう、
効果のない広告宣伝費の支払いを止めよう、
交際費は月○万円までの予算にしよう。
利益は簡単に増えますよね。
増える金額は
100万円かもしれないし、
10万円かもしれないし、
1万円かもしれません。
けれど計画づくりをするだけで
簡単に利益を増やすことが
できますよね。
取り組まない手はありません。
計画を作るだけでも売上が増えるかも
計画を作るだけで
利益を増やすことができることを
お伝えしました。
売上は増えなくても、
とは言いましたが、
計画を作ることで
売上が増える可能性も
あるんです。
計画を立てて、
経費を見直しても
どうしても利益が足りない。
あるいは経営者自身の
給料が十分に確保できない。
そんなことが分かれば、
目を向けるのは売上です。
1年間でどれだけ売上を増やせば
いいのかを確認してみましょう。
1年間で100万円の売上アップが
必要になるのか、
1年間で500万円の売上アップが
必要になるのかで
何をやるのか具体的な取り組み
を考えることができます。
金額は決めていないけど
とりあえず少しでも売上を
増やしていきたい。
と考えるのか、
この1年間であと100万円の
売上アップを目指せばいい
ことが分かっている。
どちらが実現しやすい
でしょうか。
答えは明らかですよね。
【編集後記】
昨日の帰宅途中に
二条城の前を通ったのですが、
ライトアップも桜色で
春を感じさせてくれますよね。
今、二条城は毎年入城者数が
増えているんです。
2014年度には160万人台だったのに
2017年度には243万人で過去最多だった
ようです。
京都に来る外国人観光客が増えている
という理由もあるかもしれませんが、
入城者を増やす努力が
結果に結びつているんでしょうね。
【昨日の1日1新】
・タイ料理 CHABA
https://www.instagram.com/chaba_thai_cuisine_kyoto/
