会計ソフトのデータは利益アップの宝の山。

探しに行けば何かが見つかります。

20190127

発掘作業

お客さまとの次年度の計画づくり
に向けて今ある準備をしています。

どんな準備かというと、

発掘作業

です。

何を発掘するかというと、

利益アップにつながるヒント

を発掘していきます。

発掘すれば、
探し物も見つかるものです。

でも、
実際には発掘作業を
していないケースも
多いのではないでしょうか。

会計ソフトのデータは利益アップの宝の山

利益アップにつながるヒントは
会計ソフトの中に隠れているんです。

今行っている発掘作業も
会計ソフトから過去の取引実績データを
CSVデータとしてダウンロードして、
Excelに分かりやすく
加工していく作業です。

一つ一つの経費を

どこに、何を、いつ、いくら支払ったか

が分かる一覧表を
Excelで作成していきます。

もちろん全てではなく、
主な取引に関してですが。

例えば、

「支払手数料」

という決算書の項目が
あるんですけど、

1年間の「支払手数料」の集計金額が
100万円だった場合、

これが何に使われて
100万円になったか、
合計額だけを見ても
さっぱり分かりませんよね。

でも
「支払手数料」
の中身を分解して内訳ごとに

どこに、何を、いつ、いくら支払ったか

で整理してみます。

すると、
税理士顧問料、
システムの利用料、
振込手数料、
研修参加費のように本当は研修費になる費用、
などが

それぞれいつ、いくら支払って
年間ではいくら支払っているか、
分かるようになります。

あとは、
次年度の計画を作るに当たり
来年度も必要な経費なのかどうか、
必要だとしても金額を減らすことが
できないかを
一つ一つ確認していくだけ。

これをすることで、
来年は支払いをやめとこう、
金額はもっと減らせるな、
といった経費が
案外出てくるんです。

それぞれ一つ一つは
数万円や十数万円
だったとしても、
減らす取引がいくつか
集まれば簡単に数十万円の
経費削減ができるかもしれません。

経費の削減は
利益のアップに直結します。

もし
50万円の経費削減ができれば
50万円の利益アップ、
100万円の経費削減ができれば
100万円の利益アップ、
です。

会計データにの中に利益アップの
宝の山がありますよ。

めんどくさいからなかなかやれない

会計データの中に利益アップの
宝の山がある。

といっても多くの経営者の方が
その発掘に取り組まなかったり
するものです。

なぜ、取り組まないかというと

めんどくさいから

会計のデータを見ることに
慣れていないにも関わらず、
その中身を分析した方がいい、
と言われても
なかなか手をつけるのは
難しいですよね。

難しいことをするぐらいだったら、
いつも行っていて慣れている
営業や販売に力を入れた方が
結果を出せる、と考えるものです。

そんな時は外部の専門家を
上手く活用することも
考えてみましょう。

会計データを分析し

どこに、なにを、いつ、いくら支払ったか

を一連表で整理してもらって、
必要かどうかの質問をしてもらう。

質問に対して
いるかいらないかの判断、
削減できるかどうか、
削減できるならいくら削減できるか、
を答えていくだけです。

答えていけば、
来年度の経費の計画が
できて、
経費の予算ができるだけでなく
見通しの売上や原価の金額を
一緒に考えるだけで
来年度の利益も見通せます。

利益アップの宝の山を
発掘しにいきませんか。

【編集後記】

宝の山で発掘作業をすると
実際に宝が見つかるので
楽しいものです。

楽しくできるかどうかは、
発掘作業が簡単にできるような
会計データができているかも
ポイントですね(^^)

【昨日の1日1新】

・Parallels Coherence機能でExcel集計作業

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