進む道を整えます。
いくら数字目標を掲げても・・・
会社やお店の
利益目標、売上目標を決めるだけで
実際の業績が良くなることが多いです。
だから、
経営者の方には目標を設定して
計画を作りましょう、
とよくお伝えしていますし、
計画を作りたい、というお客様には
そのお手伝いをしています。
でも、
利益目標や売上目標を決めたら
必ず実際の業績が良くなるか、
と言われると、
そうではないと言わざるを
得ないんです。
数字の目標を決めても、
何も行動しなければ
実際の数字は変わりませんよね。
たまたま利益や売上が良くなる
ことはあっても
あくまでたまたま良くなっただけ
ですしね。
目的と時期と行動を明らかにすること
利益目標や売上目標を立てて、
その数字を達成したい、
そう考えているお客様との
ミーティングで行っていること
があります。
それは、
目的と時期と行動を明らかにすること
です。
利益目標や売上目標を達成するために、
まず、どうすればいいかを
質問させて頂きます。
すると
「今後は○○に取り組んでいきたい」
「□□により力を入れていきたいと思うんです」
といった答えが
返ってくることが
あります。
私も同じような質問をされたら
このように答えていることも
多いと思いますが、
この答えはあくまで願望でしか
ないですよね。
そこでいつくか質問を
させて頂きます。
「○○に取り組みたい理由、目的ってありますか?」
「いつ頃までに○○に取り組みますか?」
「○○の取り組むために、具体的に何をしますか?」
○○に取り組みたい、という願望から
目的と時期を行動を明らかにして
実際に行動ができるようにするんです。
中には、目的を確認しているうちに
やる必要がないことだって
見つかったりしますし、
時期を明らかにしていくことで、
今はまだできないことが
分かったりすることもあるわけです。
やること、やらないといけないことと
やらなくてもいいことを明らかに
していくんです。
やりたいことを考えると
どうしても
あれも、これもとなりますよね。
でも、やることが多すぎると
どれからすればいいのかを
迷ってしまい、
結局何も行動しなくなる、
なんてことにもなりかねません。
やらないことを決めていけば、
自然とやらないといけないことに
集中できますよね。
考えて決める場を作る
お客様とのミーティングで
意識していることは
考えて決める場を作る
ということです。
あれをしましょう、
これをしましょう、
と指示することは
ほとんどありません。
お客様が取り組みたい、
と考えていることに対して、
その目的を確認して頂いて、
何をいつやるかを考えて
決めて頂く。
そんな時間にすることを
心がけています。
誰しも、人から言われたことが
あったとしても、
自分自身が納得できないと
行動には移せないですしね。
【編集後記】
昨日の夜はいつもお世話に
なっている方と食事会。
美味しい料理を頂きながら
お店の大将には、使われてる
器の歴史を教えて頂いたりと
新たな発見の多い1日でした(^^)
【昨日の1日1新】
・祇園 松むろ
・税務署での納税証明書の受取り