一旦、時間軸を伸ばしてみましょう。
今の状況ではできることがない
「今すぐに結果を出すためにはどうすればいいか？」
例えば、来月の売上を先月に比べて
10%引上げないといけない。
と言われたら
できることは見つかるでしょうか。
売上は自分自身が、自社がいくら
増やそうと思っても
お客様が購入する、
という判断をしない限り
増えるものではありません。
にも関わらず
すぐに結果を出さないといけない、
と言われてもできることは
限られているでしょうし
10％のアップを達成できるかも
分かりません。
特に現在のコロナ禍では、
いくら営業努力を行ったとしても
行政からの要請で
営業自粛や休業を余儀なくされる
こともあります。
今の状況で結果を出すとなると
できることを探すこと自体が難しい、
と考えるのも致し方がありませんよね。
今すぐ、を求めなければ、できることはまだまだある。
例えば、
今すぐ、売上を10％上げる
のではなく
1年後に売上を10％上げる
と考えるとどうでしょうか。
今すぐ、を求めなければ
できることがまだまだある
のではないでしょうか。
しかも、
売上高を10%引上げるために、
売上高の構成要素に
着目してみると
考え方がさらに変わってきます。
売上高の構成要素は
・客数（取引先数）
・客単価（契約単価）
・購入頻度（リピート率）
の3つに分かれます。
売上高を10％増やすと考えると
売上の構成要素全てを
それぞれ10％増やす必要はありません。
客数を4％
客単価を3%
購入頻度を3%
それぞれ引上げる方法を考えて
達成できれば
104％×103％×103%＝110.33%
と売上高の10％アップを
達成できます。
今すぐ、お客様の数を4％増やす
のではなく
1年後に向けてお客様の数を4%増やす
となれば
できることも増えますよね。
認知度を高めるために
SNSでの発信の頻度を高める、
既存のお客様に紹介して頂けるよう
な仕組みを考える、
既存のお客様へのサービスの質を高める、
といったことだって、
今すぐ、でなければ
新たなお客様の数を増やすための
1つの取組みになりますよね。
積み上げていけるものかどうか
今すぐ結果を出さないといけない、
となると、
意味があるかは分からないけど
とりあえず取り組んでみよう、
将来的にプラスになるとは思えないけど
やるしかない、
といったことが起きてしまいます。
なるべくそうした取組みを
しなくても済むように、
今行っていることが
一旦時間軸を伸ばしてみて
将来に向けて積み上げになること
を目指したいですね。
同じ時間を掛けるのであれば
強みをより磨いていけること、
少しでもお客様の喜びに繋がること、
有形、無形の資産となること、
に取り組んでいきたいですね。
【編集後記】
昨日は45分、オンラインで
お客さまとのミーティングでした。
移動時間がないからこそ
短時間のミーティングも
開催できますね^^
【昨日の1日1新】
・ある金融機関のビジネスポータルサイトのID登録
