売上の計画は厳しく現実的に。行動がイメージできるような計画にする。

売上計画、見直しましたか。

20200518

計画見直しを進めています

新型コロナウイルスの影響を
受けている企業さんとは
計画の見直しを進めています。

3月、4月の大きな影響を受けて、
5月、6月以降の売上見込みを
考えながら、
融資を受ける金額や
見直しによる固定費の削減額
を一緒に考えていきます。

例え決算まであと3ヵ月しか
なかったとしても、
決算時点での利益状況、
税金の見込み額によって
取る手段が変わりますからね。

売上の計画は厳しく現実的に

こうした計画の見直しを
行う際に重要になるのが、
売上の見通しです。

これまでの売上は維持できない、
としてもどれだけの売上であれば
見込むことがができるのか、
を考えていく必要があります。

この時に欠かせないことが

売上の計画は厳しく現実的に考えること

です。

売上の計画の数字を決める際に、
これぐらいの数字は達成したい、
という希望的観測や
なんとなくの数字
を使わないようにするということ。

現実的な売上の数字にするためにも

客数(取引数) × 客単価(取引単価)

で計画の数字も考えるようにしましょう。

1ヵ月の売上目標を500万円に設定する
飲食店の場合で考えてみますね。

1ヵ月の営業日が25日であれば、

500万円 ÷ 25日 = 20万円/日

と1日あたり20万円の売上が必要になります。

現状の客単価が1,000円だとすると

20万円 ÷ 1,000円 = 200人

200人の来店がないと達成できません。

200人のお客様が来店することで考えると
現実的な目標かどうかも分かりますよね。

200人のお客様に
来店して頂くことは難しくても、
客単価1,000円から1,200円に上げること
であれば現実的かもしれません。

すると

20万円 ÷ 1,200円 = 167人

と1日の客数目標は167人に下がりました。

現状でも1日あたり150人の
来店があるのであれば

・あと17人のお客様に来店して頂く方法

・平均の客単価を1,000円から1,200円に上げる方法

を考えるということになります。

こうして分解して考えていくことで
売上の計画数字が現実的なもの
になってくるわけです。

行動が具体的になるように

数字の計画を立てることに
否定的な人の意見として

いくら計画を立てても絵に描いた餅になる

というものがあります。

確かに、計画として掲げる数字が

・これぐらいは達成できるだろう

・これぐらいは達成したい

という希望的観測だけで
設定された数字であれば
絵に描いた餅になりかねません。

けれど、
計画を立てるときに

厳しく現実的にイメージできる数字にして考える

とどうでしょうか。

根拠のある数字で計画を作れば
何をすればいいかの
行動が具体的にイメージ
できるようになります。

あとはそのイメージできた
行動を起こすだけです。

計画を立てることが目的に
ならないように、
行動できるようすることが
計画を立てる目的ですよね。

【編集後記】

週に何回かは息子たちと
散歩をするようにしていますが
散歩を楽しむために
こんなアプリを入れてみました。

Picture This:撮ったら、判る-1秒植物図鑑

「この植物何?」
と聞かれても、
その場で写真を撮ることで
植物の名前が分かります。

近所の普段よく見ている植物も
名前や性質が判ると
新たな発見ができて
楽しくなりますね。

【昨日の1日1新】

・息子たちとの散歩時に初めての場所で縄跳び

・Picture This:撮ったら、判る-1秒植物図鑑

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