サービスを受ける目的は
飲食店の経理で発生する交際費
飲食店の会計データを確認していると
他の飲食店の利用による「接待交際費」
の金額が多くなっていること
が少なくありません。
飲食店ではない企業の「接待交際費」
として考えると少し使い過ぎではないか
と感じる金額になっていること
もあります。
利益を増やす、お金を残す
という観点だけから見ると
「接待交際費」をもっと抑えた方がいい
と考える人もいるかもしれません。
けれど、
飲食店の方が他の飲食店を利用することには
ただ飲み食いをするだけではなく
多くの意味、目的があるんです。
他のお店の料理を食べて
料理の研究をする
他のお店のサービスを体感して
自店のサービスの改善点を探る
他のお店が人気を博している
理由をリサーチする
他のお店のオーナー、スタッフ
とのつながりを作ることで
業界、食材その他の情報を得る
他の飲食店経営者と集まり
悩みを相談する
今後の事業の展開について考える
飲食店の経営者が他の飲食店を利用して
得た情報をスタッフと共有する、
他の飲食店とのつながりが
新たなスタッフの採用につながった
というケースも見聞きしてきました。
「接待交際費」が多くても
それだけ経費を使う意義がありますよね。
サービスレベルを上げるためにもサービスを受ける経験を増やす
自身や自社のサービスレベル、商品力
を高めるためにも
他のお店、事業者、会社から
サービスの提供を受けたり
商品を購入する経験を増やすこと
も欠かせないと感じています。
私自身も今ある専門家の方の
サポートを受けているところです。
サポートを受けていると
その分野のことについて
いかに自分自身の知らないことが多いか
に気付くことができますし、
どこに注意しないといけないのか
ということを教えて頂くことができるので
その取り組みへの安心感を高めること
ができています。
さらに今教えて頂いていることは
私自身からお客様にも伝えていいと
おっしゃって頂いているので、
間接的に私自身のお客様への貢献にも
つながる関わりをしてくださっています。
サポートにより教えて頂くことで
どう進めるか困っていた業務が
一歩一歩前に進むことを実感できています。
つまり、
サービスを受けて体感することが自らのサービスレベルを上げる機会
にもつながるわけです。
サービスそのものは各々の専門分野であるので
あくまでサービスレベルを上げる機会
になり得るということです。
事前のリサーチの深さ、
どんなところまで配慮するのか、
サービスを提供する際の場の作り方、
自分自身と相手の役割分担の整理、
相手に取り組んでもらうことの具体化して
分かりやすく伝えること。
などなど
自分に足りないことを
気付かせてもらっています。
こうしたことも
ただサービスを受ける機会、
ただ商品を購入する機会
と考えていると
気付くことはなかったのでは
と考えています。
サービスを受けることで自らのサービスレベルを上げる
商品を購入することで自らの商品のレベルを上げる
サービスを受ける、商品を購入する機会
について一歩踏み込んだ意識を持つことで
見える世界も変わっていきますよね。
経験から学んだことをサービスや商品に反映させる
自らが経験したこと体感したことを
ただ経験した、体感したという事実
だけで終わらせないようにしたいものです。
経験、体感したことから
何を学ぶことができたのかを
整理すること。
そしてその整理したことを
サービスや商品に反映させる。
お金を掛けて商品改良をしたり
サービスを高めるための
有料の研修やセミナーを受ける
といったこともありますが
日常の経験や体験から
サービス力や商品力を高める方法
もありますよね。
【編集後記】
7月を迎える前に猛暑がスタート
していますね。
熱中症などから身を守るためにも
屋外ではマスクを外すようにしていますが、
諸外国のようにマスクを気にせずに済む
社会に戻って欲しいですね。
【昨日の1日1新】
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