2種類ある借入金の返済。性格を理解してキャッシュフローを考える。

貯めたところから返す形を作りたい。

20220301

利益の中からから返済する

事業の借入金の返済は
利益から税金を引いた残りのお金
から行う必要がある。

だからこそ
継続的に利益を残していく
必要があるわけです。

借入の返済だけでなく
将来に向けた設備投資資金や
万が一のための資金を
残すことができる
利益目標を立てておいた
方がいいわけです。

いくら目標をクリアしたとしても
手元のお金が減っていって
事業の安全性が低くなっていては
意味がありませんよね。

2種類の借入金の返済。性格を理解してキャッシュフローを考える。

基本的には利益の中から
借入の返済を行うこと、
借入の返済ができるような
利益が残るようにしていくことが
必要にになります。

ただ、

必ずしも利益の中から返さなくてもいい借入金

もあります。

事業の安全性を高めるために借入れた
通常の運転資金としての借入金。

一時的な売上減少でコロナ融資を
受けたものの
現在のところはそれに見合った
預金残高を残せているケース。

コロナ融資による3,000万円の借入金
があるけれど
現在の預金残高は4,500万円ある、
というケースです。

仮に3,000万円のコロナ融資の
返済がスタートしても
それを毎月の利益から返済する必要
はありませんよね。

大きな利益を残せていなくても
コロナ融資の返済は手元にある
預金残高から返していけばいいわけです。

もし、このコロナ融資の返済を
毎月の利益から返済していかないといけない
となれば事業のハードルも上がりますよね。

もちろん、融資を受けて設備投資をした、
一時的な資金不足に充てたというケース
であれば話しは変わります。

毎月の利益の中から、
借入の返済ができるような利益
を目指さないといけません。

 

キャッシュフローのゆとりが冷静な判断に

お客様にはタイミングが合えば
経営の安全性を高めるための借入
をすることをお勧めしています。

万が一のことが起きたとき、
急遽多額の設備投資が必要になったとき
借入金が多かったとしても
それ以上の預金残高がある。

急遽、売上が止まっても
数ヶ月、人件費や固定費の支払いや
借入の返済を続けていくことができる。

余裕がある方が
判断が必要な場面を迎えたときに
より冷静は判断につながりまうよね。

【編集後記】

昨日で3月決算のお客様との
決算の見込み、決算準備の打ち合わせを
全て終えることができました。

あとは確定申告です(^^)

【昨日の1日1新】

・とくになし

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