売上目標を決める前に必要なこと。
その売上を達成したいと考えているのは誰?
会社やお店の経営者の方が
自社の売上目標額を口にされること
がありますよね。
「月間の売上目標は1,000万円です」
「年商3億円の企業を目指します」
この時に、その売上目標の金額に
根拠があるケースって
どれだけあるのかな、
と感じるわけです。
経営者としては目指したい金額
だったとしても
社員さんからすれば
その売上目標を聞いて
一緒に目指したい、
思える数字なのかどうか。
その売上目標を達成すれば
どのような状態になるのかの
イメージは明確になっている
でしょうか。
その売上目標に意味はありますか?
同じく売上目標を決めるとしても
その数字に意味があるケースも
あります。
その売上を達成すれば
人件費や固定費の支払ができて
税金の支払い、借入金の返済もして
なお将来に向けてのお金も
貯めることができる。
社員への賞与として
最低限支払いたい金額が決まっていて
そのためにも達成しないといけない
売上金額を目標として設定している。
社員の給与水準を上げていきながら
将来に向けた設備投資や
新規の拠点を作りたい。
こうした実現したいことを
実現するために必要な売上金額であれば
なぜその売上金額を目指すのか
を社員さんを始め関係する方にも
伝えることができますよね。
それが共感を得られるものであれば
その売上目標を共有してもらえたり、
達成するための協力をしてもらえること
にもつながるわけです。
どんな企業にしたいかで目標売上も後から決まる
企業の将来を考えるときに
年商をいくらにしたいか、
売上目標からイメージすることが
少ないないと思います。
でも、どんな企業にしたいのか、
社員さんに対して、お客様に対して、
社外の関係する人々に対して、
社会に対してどんな影響をもたらしたいのか。
目標売上を考える前に
どんな企業にしたいのかを
明らかにすること。
そうすれば目標としないといけない
売上金額も後から決まりますし、
その金額を達成したいという
思いも生まれますよね。
【編集後記】
対面での打ち合わせのほとんどが
Zoomミーティングも切り替わったことで
移動時間がなくなったメリットがありますが、
資料印刷がなくなったメリットも生まれました。
ミーティング中は
Zoomの画面共有で資料を確認して、
ミーティング前後に資料のデータを
お渡しする。
なかなか進まなかった
ペーパレスが少し進みましたね(^^;
【昨日の1日1新】
・新しいiPhoneケース