試算表を作成する料金ではなく、数字を元に経営判断をサポートする報酬

成果物の共有はできていますか。

20201026

試算表を渡されるけど説明を受けたことはない

経営者の方から顧問税理士との関わり
についてこのような話しを聞くことが
あります。

「試算表を渡されるけど説明を受けたことはない」

会計ソフトのデータを
チェックしてもらって
試算表というレポートを
提出してもらっている。

けれど、
その試算表について
説明を受けたことはないし、
そもそもそういった話しを聞く
機会もない。

といったことが少なくありません。

試算表をもらっても
どのように見ればいいか
説明を受けたことがなければ
そこから何を読み取れば
いいかも分かりませんよね。

試算表を作成する料金ではなく、数字を元に経営判断をサポートする報酬

個人の税理士事務所として
独立してからは特にですが、

試算表を作成してお渡しすれば、その月のお客様の仕事は終わり

という考えは持っていませんでした。

あくまで
税理士の顧問料という報酬を頂いていて
試算表の作成料金を頂いているわけではない、
と以前から考えていました。

試算表を作成しても
その情報がお客様に伝わらなければ
意味がない。

お客様に経営数字の実績を伝えるのであれば
数字が並んでいる試算表よりも
必要な情報を伝えるための資料を
お客様に合わせて用意すればいいわけです。

さらに、
数字の情報を確認した上で、
なぜそのような数字になったのか原因を確認し、
これからどのような行動を取るのかを
考えて実行する。

そのためにも
経営者の方との打ち合わせのを設けて
一緒に数字を確認しながら、
その結果の原因やこれからの対策
を考えていくわけです。

税理士がお客様から頂く報酬を

試算表を作成する料金ではなく、数字を元に経営者の判断をサポートする報酬

と考えれば自然と何をしないといけないか、
も決まってくるはずです。

仕事の成果物は何かを共有すること

税理士の顧問業務での事例に
限ったことではありません。

仕事の価値を感じてもらうためには
その仕事の成果物は何かを関係する人と
共有することが欠かせません。

サービスや商品を提供する側と
お客様との関係だけに限らず、
社内での社長と社員の関係、
上司と部下との関係でも同じです。

最初に仕事の成果物が何かを
共有しないまま仕事を進めてしまうと、
過剰なサービスの提供だったり、
求めているものと違う成果物が
出来上がったりしてしまいますよね。

そうならないためにも
最初の仕事の成果物が何かを
共有することを欠かさず行って
おきたいですね。

【編集後記】

昨日は長男、次男と3人で
大阪の海遊館まで。

次男は私のiPhoneでの写真撮影、
動画撮影にハマり、
長男は自宅から持参した
ポケット版の魚図鑑を読みながら
魚の鑑賞をしていました。

2人ともまたただただ水槽を
見学するところからまた一つ
進歩したようです(^^)

【昨日の1日1新】
・阪神高速 中島PA

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