なぜ、を確認する理由。
信じるけど、確認する
お客さまからは
いろいろなことを
教えて頂きます。
売上や利益といった
事業の状況だったり、
取引先の状況や
社員さんのこと、
あるいは
プライベートのことを
教えて頂くことがあります。
そういった
お話しをお聞きしたときには
信じるけど、確認する
というスタンスを取るんです。
いい意味で疑ってかかります
お客さまのお話だから
そのまま信じれば
いいんじゃないか。
そう思われるかもしれません。
けれど、
いい意味で疑ってかかるんです。
「いい意味で」
というのは、
そのお話しがいいお話しであれば、
よりよくなるように、
今後も同じことを再現できるように
そのお話しがよくないお話しであれば、
なぜよくなかったのかの原因、
今後同じことを防ぐための対策を確認して、
同じことが起きないにように
疑うということ。
例えば、
飲食店の経営者の方が
「先月10月の売上はいつもよりよかったんですよ」
というお話しを聞いたときには
「なぜ、先月は良かったですか?」
と聞き返します。
そのときに
「宴会予約が多かったと思うんですよ〜」
という答えが返ってきて
「そうですから〜」
と信じて終わりだと
どうでしょうか。
来年の10月に同じように
宴会予約が多くなるかは
分かりませんし、
本当に宴会予約が多かったのかの
確認も取れていませんよね。
そこで、
さらに踏み込んで、
先月の売上金額だけでなく、
客数や組数、客単価
といった数字まで確認してみるんです。
他の月に比べて、
客数を組数で割った人数が多ければ、
宴会予約による団体利用が多かったこと
が推測できます。
他にも客単価を確認すると、
宴会コースが多かったから
客単価が増えたことが分かれば
宴会予約が増えたことが
売上アップに繋がった可能性が
高まりますよね。
じゃあ、
後は10月に宴会予約が増えた要因は?
と確認していきます。
宴会予約を増やして
売上を増やすヒントが
見つかるかもしれませんよね。
仮説を立てて、検証する
何かの事象が起きたときに、
その事象だけを単に受け止めて
いるだけど理解は深まりません。
けれど、
その事象に対して
仮説を立てて、検証してみること。
その事象に対する理解も
深まるでしょうし、
よかったことはより良くなるように
悪かったことは今後防げるように。
具体的な行動に繋げることが
できますよね。
【編集後記】
昨日は家族で琵琶湖へ。
今シーズン最後のヨットを
楽しませて頂きました。
大学時代の同じ同好会の
メンバーも参加して
楽しい一日を過ごしました。
声を掛けて参加してもらった
メンバーからも
楽しかったと言ってもらえて
よかったです(^^)
【昨日の1日1新】
・あるネット銀行の初期設定