辞めていく従業員を応援できますか?

スタンスが大きく分かれるところでは。

20170428

ITシステム会社を退職するときのこと

税理士業界に入る前は
ITシステムの会社で仕事を
していました。

けれど、
自分の将来を見据えたときに
税理士になろう、
そう決心して、
会社を辞めて、税理士試験を受け
現在にいたってます。

退職したのも、もう10年以上も
前のことです。

それでも
ITの会社を退職したときのことは
今でも鮮明に覚えています。

当時の職場の上司や先輩たちより
「税理士、頑張れよ!」
と送り出して頂けたこと。

心のこもった送別会をして頂けたこと。

本当は
部下や仲間が退職することで
迷惑を被ることになるはずです。

仕事のしわ寄せ、社内の調整など。

それでも
快く送り出して頂けたことが
とても嬉しかったです。

だからこそ、
税理士試験にも絶対合格しよう、
そう思えましたし、
今、税理士として独立、開業できた
ことの原動力の1つだったと思います。

ある経営者の方のことば

とても共感している
ある経営者の方のことばです。。

「経営者としてスタッフの、いや仲間の人生を応援するんです」

「だから、その人が退職して、独立することになっても応援するんです」

普通は、
退職されて、
独立されて、
ということがあると
経営者にとっては
嬉しくないことですよね。

せっかく育ててきたのに、
せっかく給料を払ってきたのに。

そう考えてしまうことは
よくあること。

でも、
この経営者の方は
そうではないんですね。

あくまで、

一緒に働く仲間の人生を応援する

だから、
もし仲間であるスタッフが辞めること
になったとしても
快く送り出されるでしょう。

仲間であるスタッフが辞めることも
想定できるからこそ、
その準備もできると思います。

辞めていく従業員を応援できますか?

辞めていく従業員を応援できるかどうか

ここに経営者としてのスタンスが
表れますし、
組織の雰囲気も出てくるのでは
ないでしょうか。

もちろん応援できないような
特別な事情がある場合は別です。

辞めていく従業員を応援して
笑顔で送り出す経営者の姿。

一緒に笑顔で送り出す仲間の姿。
従業員やスタッフもその姿を目にし、
その場を共有してます。

すると、どうでしょうか?

いつでも、簡単に辞めることできそうだ。

そう感じるでしょうか?

ごく稀にはいるかもしれませんね。

それよりも、

この経営者や仲間のためにも頑張ろう

と感じるのではないでしょうか。

もし、自分の将来の理想と
今の組織で働き続けることに
ギャップが生まれて退職という
選択肢が生まれたとしても。

なるべく経営者や仲間に迷惑が掛からないようにしよう

そう考えたりする
のではないでしょうか。

早めに退職の意向も伝えて
もらえたら、
退職に向けた準備も
できますしね。

まとめ

辞める従業員を応援できますか?

辞める従業員であっても
応援できる経営者や組織。

「働きがい」は
こんなところからも
生まれるのではないでしょうか。

【編集後記】

今になっても年に1、2回は
IT企業時代の先輩がたの集まり
で声を掛けてくださいます。

本当にありがたいことですし、
今があるのもこの時代が
あったからですね(^^)


【昨日の1日1新】
・MacBookProから自宅のAirMacExpressで音楽をながす

【昨日の1日1捨】
・会計ソフトの機能説明書、パンフ

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