決算報告での数字の確認はきっかけであり目的じゃない。

数字以外の話が多くなります。

20210619

決算報告でも同じ

6月には3月決算で5月申告
を行ったお客様との決算報告会
を行うタイミングでもあります。

あくまでお客様と私との間での
スケジュールの話ですが。

この決算報告会では、
申告を終えた決算の振り返りを
行います。

決算書自体は申告を行う前に
確認をしていただいているので、
改めて抑えておいて頂きたいところ
中心に振り返ります。

そして、次年度の見込の数字も確認します。

前年度途中からの変更点
今年度に予定している新しい取組み
を確認しながら
次の決算での利益、税金を確認します。

当然、未来の数字の話しになると
その数字を実現するために
どんな計画をして、どんな行動をするか
を考えないといけませんよね。

決算報告以外の打ち合わせでも
数字の確認はそこそこに
どんな課題があって、
どんなことに取り組むのか
といったことを話す時間が長くなるのですが、
これは決算報告でも同じですね。

決算報告での数字の確認はきっかけであり目的じゃない。

今回の決算の数字、
来年の決算で目指す数字、
決算報告での数字の確認は
あくまできっかけだと考えています。

何のきっかけかというと

現状について考えるきっかけ、
これからについて考えるきっかけ

ということです。

例えば、

月々の売上の数字が減少傾向にある

となれば、

なぜ、売上が減少しているのか
まずは原因を確認していく必要があります。

考えられる原因を探ってみる。

1つではなく、考えられる限り探ってみると
2つ、3つと想定できることも見つかります。

その原因が複数分かれば、
自社の努力では解決できない
外部の要因によるものもあれば、
自社の努力で解決できるかもしれない
内部の要因が見つかることもあります。

あとはその内部の要因に対して
どういう対応していくのかを考えて、
すぐにできることか
何か別の条件を揃える必要があるか
など切り分ける必要もありますよね。

1つの数字の確認をきっかけ
にしていくことで、
原因とその対策を
考えていくことができます。

あとはその対策を実行するかどうかで
また次の数字に影響を与えていきます。

売上の減少傾向を食い止めること
にもつながるかもしれませんよね。

数字を確認する機会を有効に

数字の確認をきっかけに
その原因を確認して
これからの行動を考えること。

そうではなく数字の確認だけ、
に留まっていることは
ないでしょうか。

数字を確認する機会を有効にするためにも
数字を確認すること自体を目的にせず、

数字の確認をきっかけに原因を分析し、次に行動を決めること

を目的にしたいものです。

【編集後記】

昨日の午前中はZoomで定期的に
自分自身の事業状況をシェアしている方
とのミーティングを行いました。

それぞれの取組みを確認しながら
質問などを重ねつつ、
これからの取組みを共有する。

同じ立場にいながらも
相手の状況が変わっていくことを
知るとこちらのやる気にもつながりますね^^

【昨日の1日1新】

・Zoomのホワイトボード機能でメモ、メモをシェア

【お知らせ】
■佐竹正浩税理士事務所のサービスメニューはこちら
https://m-stax.com/services/

■税務顧問、税務相談などのお問い合せはこちら
https://balance-blog.com/inquiry/

feedlyでの購読はこちらからどうぞ
feedlyでの購読はこちらからどうぞ
follow us in feedly
記事を最後までお読み頂きありがとうございます!
ブログランキングに参加しています!
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村