自問自答しながらレベルアップしていきます。
行動してもらってなんぼ
新しい制度や法律を理解して、
お客様に説明したとしても
お客様がその内容を理解して
行動できなれければ
意味がありません。
お客様に行動してもらって、
何らかの結果につながること、
が専門家に求められること
ではないでしょうか。
専門的な内容を
インプットすることと
同じぐらい
アウトプットすることが
大切だということです。
理解して、翻訳して、動けるように分かりやすく伝える
専門的な内容、難しい制度
についてお客様に行動して
もらうようにするには
3つのステップが必要です。
1)理解する
専門的な内容、難しい制度、
新しい情報を見聞きしたときに
まず自分自身が理解しないと
いけません。
理解するために学ぶだけでなく
アウトプットすること、
アウトプットする場を作ること
が必要になります。
人から聞いたこと、
本で読んだことを
自分の中だけに留めておく
だけだと
すぐに記憶が消えていきます。
記憶を消さないためにも
アウトプットする。
お勧めの方法は
アウトプットする場を
先に用意することです。
例えば、
「次回の打ち合わせで、○○の制度のことをご説明させて頂きます」
お客様にこんなメッセージを送れば、
自然と理解を深めようと
準備しますよね。
2)翻訳する
専門用語を使ってお客様に伝えても、
お客様からすれば
そもそも知らない言葉である
専門用語を聞いた時点で
その話を理解しよう
という気がなくなります。
専門用語を専門用語のまま使わずに
可能な限り、その用語を翻訳していきます。
例えば
「納税猶予制度」
ということばであれば
「税金の支払を先延ばしにできる制度」
と翻訳します。
メールやメッセージで伝えるときは
多少長くなりますが、
伝わらないよりもましですよね。
3)動けるように分かりやすく伝える
お客様に動いて頂けるよう
するためには
分かりやすく伝える工夫が
欠かせません。
例えば
「○○制度は利用した方がいいですよ」
と伝えたとしても
なかなか○○制度を利用しようと
動いてもらえないと思います。
「○○制度を使うと、△△税が□□万円、削減できる可能性があるので、○○制度を利用した方がいいですよ」
「ただし、○○制度を使ってしまうと来期以降の◇◇税が▽▽万円増える可能性もあります」
もし、ここまで伝えることができれば
○○制度を利用した方がいいのか
どうかの判断ができて、
必要であれば○○制度を利用しようと
行動することにつながりますよね。
自分がどれだけ動いたか、よりも、どれだけ動いてもらえたか
専門家の価値は
自分がどれだけ動いたか
よりも
お客様にどれだけ動いて
もらえたか、
にあると考えています。
お客様にとって必要な情報を
どれだけインプットできたか、
どれだけ工夫してアウトプット
できたか。
情報の量と質が問われますね。
次々登場するコロナ対策の情報も
インプットして
工夫したアウトプット
をしていかないと。
【編集後記】
新型コロナウイルス対策として
中小企業に向けて
各地方自治体から様々な補助金事業が
発表されています。
昨日確認したのは京都府のこちら。
新型コロナウイルス対策企業等緊急応援
(企業グループ支援「助け合いの輪」推進)事業
補助金事業 公募開始のお知らせ
助かるといえば助かる制度、
かもしれませんが、
いくつもの補助金の申請をする
企業側の立場に立つと
手続きの負担が大きくなりますよね。。
【昨日の1日1新】
・とくになし