不安があるときこそ今期だけでなく、来期の計画を早めに立てる

不安を感じたときがタイミングです

20220324

売上や利益だけでなくお金の状況の確認を

お客様との打ち合わせでは
当期の決算までの見通しを確認して、
売上や利益の着地、
それに伴う税金の見込額なども
確認して頂くようにしています。

経営のサポートの契約させて頂く場合には
先々のキャッシュフローのシミュレーション
なども行い決算時点でどれぐらいの
お金を残せているのかも確認する
ようにしています。

想定よりも低い売上実績、利益
が続くようであれば
ほとんどの場合、
事業のお金も減っていきますよね。

けれど、
先月の経常利益は
100万円の赤字だった
という単月の利益しか
見ていなければ、
事業のお金がどう変化したか
も分かりませんよね。

売上や利益の数字を確認すること
はもちろん大切ですが、
それ以上に、事業のお金が
どう推移したのか、
お金の状況の確認が欠かせません。

不安があるときこそ今期だけでなく、来期の計画を早めに立てる

想定してた売上や利益が
残せていない。

そんな状況が続くと不安に
なるものです。

お客様の数字を見ていて
そのような状況になっていれば
私も同じく不安に感じます。

ただ、漠然と不安を感じていても
何も解決するわけではありませんよね。

思うような業績を残せていない不安
を感じたときに行うことが
現状の確認をした上で、

どのような状態になれば不安を減らすことができるか

を確認することです。

売上や利益の減少により
事業のお金が減ることを食い止めて、
お金が残るように、
お金増える状況を作りたい
そう考えることことが多いのでは
ないでしょうか。

まずは、今期の決算、そして納税時期までの
お金の見通しを確認するようにしましょう。

今後の売上の発生見込み、
経費の発生予定、借入の返済額などどから
事業のお金がどう変化していくのか。

想定の売上、利益の確保が難しい状況であれば
その状況がしばらくは続く前提で試算してみましょう。

さらに
今期の決算まで半年、それ以上の
期間が残っていたとしても
来期の計画づくりに着手しましょう。

来期の計画といっても
借入の返済額などは返済予定表を確認して
人件費やその他の固定的な経費は
計算することができるはずです。

あとは売上や原価の計画です。

現状を踏まえて
どんな実績を残すことができるか
という数字を当てはめていく。

仮の数字であったとしても
これによって来期のお金の増減が
どう推移していくかを
確認することができますよね。

今の売上、利益の減少状況が続いた場合に
事業をいつまで続けることができるか
を確認してみましょう。

不安を可視化すること

事業を続けていく上で
不安を感じる原因の1つが

その不安の可視化ができていないこと

があると考えています。

売上や利益が目標に届いていない、
減少する傾向が続いている。

確かに不安に感じることだと思いますが
この状況が続いた場合に、
これから、いつどうなるかが分からないと
漠然とした不安を感じ続けないと
いけませんよね。

だからこそ
不安の可視化を行うこと。

どのような状況になれば
不安を減らすことができるかが分かれば
そこまで気にすることではない
ことかもしれません。

あるいは、
更なる危機感を持って対応しないといけない
ということも分かるかもしれません。

漠然とした不安を抱え続けるのではなく
不安を可視化することに取り組みましょう。

【編集後記】

昨日は同じお客様をサポートしている
別の士業の方とZoomミーティング
を行いました。

お客様も含めこれから
一緒に取り組んでいくことについて
色々と確認させて頂きました。

士業同士の連携によって
お客様へのサポートも
より深く、スピーディに対応できるように
なりますね^^

【昨日の1日1新】

・マエダコーヒー ボンゴレビアンコ

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