視野を広げる方法です。
Unlearn学び壊し
今、読み進めている本の中で
共感する内容が書かれていました。
習慣化していること、
信じてやまないことこそ
あえて「?」マークをつけ、
疑ってみる。
きっと多くの気づきが得られるはず。
これを
「学び壊し(Unlearn)」
と表現されていました。
自分が学んだこと、経験したこと
を正しいと考えていると
それを疑うことが難しくなっていく
と思います。
正しいと考えていることを
正しいと伝える情報ばかり集めてしまい
間違っている情報からは
さらに距離を置いてしまうことは
ないでしょうか。
Unlearn学び壊しを取り入れ、よりよいものに。
自分が正しいと考えていること
に対して疑問を抱かなくなってしまうと、
環境や時代の変化に対して
自分の考えが追いつかなくなったり、
偏った考え方になってしまう
恐れがあります。
そのためにも
Unlearn、学び壊しを取り入れる
ことが必要になります。
私の場合で考えると
クラウド会計を採用することに対して
Unlearn、学び壊しを取り入れている
段階です。
会計ソフトの導入や環境設定の省力化、
経理業務の効率化、
経営者が会計データに触れる環境作り、
といったメリットからお客様には
クラウド会計の導入を勧めています。
導入が進んで効果も実感しているので、
クラウド会計を採用した方がいい、
と信じています。
けれど、ここで
Unlearn、学び壊しを取り入れてみる。
PCにインストールするタイプの
会計ソフトの良さや
クラウド会計の短所を
確認してみるわけです。
最近、インストールするタイプの
会計ソフトを一時的に使用する機会が
ありました。
入力された会計データを検証するときの
データの集計や画面の切替えは
クラウド会計よりも圧倒的に早い。
クラウド会計の場合
一時的にサービスが利用できない時間が
生まれるリスクがあるが、
インストールする会計ソフトだと
PCが壊れない限り
ソフトが利用できないリスクはない。
一方でクラウド会計でしか
得られないメリットがあることも
再確認できました。
だからこそ
クラウド会計は絶対ではないけれど、
より良く使用していくためには
どうするかを考えていかないといけない
を認識できました。
検証作業をより早く行うためにどうするか。
サービスが一時停止してしまうケース
起きたときのバックアップ、
代替手段を用意できないか。
新たに取り組むべきテーマが
見つかりました。
一度、自分に疑いを入れる
自分が正しいと考えていること、
一度こうだ、と決めたこと
に対して疑いを持つことで
新たな視点で確認する機会を
持つ事ができます。
自分に疑いを入れることで
決めたことを撤回しないといけない、
自分を否定しないといけない
ことになるかもしれません。
それでも
正しいと判断できたこと、
取り組むと決めたことであれば
その判断に深みが出て
より自信を持って進めること
ができますよね。
一度、自分に疑いを入れる
習慣を持っておきたいものです。
【編集後記】
昨日は外出やミーティングもなく
事務所でのお仕事でした。
確定申告を進めながらも
3月決算のお客様のフォローや
毎月の業務を並行して進めました。
確定申告だからといって
その他の仕事が滞ること
のないようにしたいですね。。
【昨日の1日1新】
・とくになし