立場によって数字の受け止め方は変わります。ギャップを理解して、埋める。

数字が一人歩きしないように。

20200721

新型コロナウイルス感染症の数字データ

新型コロナウイルス感染症の
PCR検査による陽性者数が
日に日に増えてきています。

陽性者の数が増えているから
新型コロナウイルス感染症の
感染が拡大している。

確かにそのように受け取れるかも
しれませんが、
緊急事態宣言下と今とでは
PCR検査の検査数も増えているので
本当に感染が拡大したのか、
はなんとも言えない状態じゃないかな
と感じています。

そもそも「感染の拡大」って
何を基準に判断するかが
あいまいですし、
それぞれの人の立場によって
感染に関する数字の
受け止め方も変わりますよね。

医療の最前線にいる方からすれば
少しでも感染者が増えないように
陽性者数の増加を危険信号と
認識してもらいたい思いがあるはずです。

一方で、経済を動かさないことで
失業者や自殺者が増えてしまうこと
を懸念している人からすれば
考えも変わるはずです。

陽性者が増えたとしても、
重症者が増えていないから
限定的な自粛に抑えて
経済を動かさないといけない
と考えますよね。

立場によって数字の受け止め方は変わります

新型コロナウイルスの感染症の
数字についても
立場によって数字の受け止め方が
変わりますし、
理解しておいた方がいいことは

立場によって数字の受け止め方が変わる

ということです。

これを理解しておけば、
自分とは異なる数字の受け止め方を
されたとしても

なぜそういう受け止め方をするのか

を考えることができます。

相手の受け止め方が異なるから良くない、
という反応をしなくて済むはずです。

経営に関する数字でも同じです。

会社の経営者が社員さんに
会社の利益を報告したとします。

今期1年間の会社の利益が 100万円でした。

その会社で働く社員さんからすれば
赤字ではなく黒字だからよかった。

今後も給料をしっかり払ってもらえるだろう。

そう受け止めるかもしれません。

けれど、経営者からすれば
100万円の利益から税金を支払うと、
借入の返済に回すお金がないから
危機的状況だ、
と認識しているかもしれません。

立場の違い、情報量の違い、考え方の違い
によって数字の受け止め方は変わります。

経営者の方がこれを理解しておれば、
社員さんへの数字の報告の仕方も
変わりますよね。

そもそも社員さんには会社のお金の流れ
を知ってもらった後じゃないと、
利益などの数字は共有できない、
という判断もできるはずです。

数字の受け止め方のギャップを減らす

同じ数字であっても
立場の違い、情報量の違い、考え方の違い
によって受け止め方が変わります。

その受け止め方のギャップが
ある状態で数字を伝えてしまうと
数字が一人歩きしてしまいます。

経営者と社員さん、
上司と部下、
経営者と税理士、
など数字を共有する関係性の中では
受け止め方のギャップが生まれていないか
を確認しておいた方がいいです。

ギャップがあるのであれば
どうすればそのギャップを
減らすことができるのか
考えてみましょう。

【編集後記】

昨日、ある資料を探していたら
メルカリのサイトに辿り着きました。

メルカリの利用自体も初めてだったので
その資料もメルカリで購入してみました。

今後は不要品などの売却にも
チャレンジしてみます(^^)

【昨日の1日1新】

・カップヌードル 抹茶
・メルカリでの商品購入

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