MFクラウドによる経理の効率化は
コツコツ自動仕訳ルールを作るのがコツ
自動仕訳ルールを整備しないと余計に手間
記帳の作業時間を大幅に削減
してくれるクラウド型の会計ソフト
「MFクラウド」ですが、
設定が不十分だと作業時間の削減
が期待できません。
MFクラウドを導入し始めた当初は
設定が不十分だったこともあり
作業時間の削減ができませんでした。。
むしろ、
PCにインストールするタイプの
会計ソフトの方がよかったのでは
と感じるぐらいでした。
MFクラウドの売りというと
インターネットバンキングなどからの
明細の自動取得とその明細の取引きを
自動で登録すること。
MFクラウドを入れたのに作業時間の
削減ができなかったのは、
自動で取得した明細を登録する際に
「自動仕訳ルール」の設定が
不十分だったからです。。
MFクラウドでの効率化の鍵は自動仕訳ルール
MFクラウドで経理の効率化を目指すには
自動仕訳ルールをこまめに登録、
メンテナンスするほかありません。
自動登録ルールの設定の手順は次のとおりです。
1.自動取得された明細にルールを設定する
インターネットバンキングや
クレジットカード、
交通系ICカードなどの電子マネー
との連携を設定していると
MFクラウドのトップ画面に
自動取得したけど、未確定の
データ件数が表示されます。
まず「未確定」というボタンをクリックします。
自動で取得されたデータの一覧画面で
1件1件内容を登録していきます。
作業はこれだけです。
これで自動仕訳ルールが作成されるのです。
2. 自動取得した明細に対して自動仕訳ルールを設定しない
ここで注意するところは
こちらで全ての取引きを
自動化しない方がいいということです。
たとえば、
インターネットバンキングから
「フリコミニュウキン(振込入金)」
「コ 123456」(小切手による引落し)
の明細を取得した場合です。
これらは
その都度取引きの内容が変わりますよね。
特に「コ 123456」という明細に対して
自動仕訳ルールを作っても
二度と使うことのないルール
になってしまいます。
自動仕訳ルールを設定しないように
するためには
取引の「詳細」ボタンを押して、
「自動仕訳ルール」として保存する
のチェックを外します。
その上で、取引きを登録します。
不要なルールを作らないことも大切です。
3. 1.で作ったルールを見直す
1.の手順で作成された自動仕訳ルール
を見直します。
この作業が重要です。
メニュー「設定」ー
「自動仕訳ルールの設定」から入ります。
こちらに登録したルールが表示されます。
阪急電車を利用して
「阪急 烏丸 −阪急 梅田」
とう明細をPiTaPaから取り込んだら
「旅費交通費/阪急 烏丸−阪急 梅田」
という取引を自動で設定してくれるのです。
ただし、このままだと不十分です。
同じ阪急電車を利用した場合でも
「阪急 河原町 −阪急 梅田」
という区間で利用しても
「旅費交通費」という取引を自動で
設定くれません。
そこで、条件を修正します。
「阪急~」から始まる明細
を取り込んだら
「旅費交通費」を設定するよう
条件を「完全一致」から
「前方一致」に切替えます。
あと、
取引内容を空白にして
PiTaPaから取り込んだ明細を
そのまま摘要に表示するように
します。
今ある自動仕訳ルールが
このままでいいか見直すことが
重要です。
まとめ
MFクラウドを使い始めたといっても
すぐに経理が自動化されて楽になる
わけではありません。
最初にこの自動仕訳ルールを
いかに設定するかによって
後々の効率が変わっていきます。
最初にコツコツ自動仕訳ルールを
作って、見直してを繰り返して
いきましょう。
【昨日の1日1新】
いきいきうどん あおさうどん
【編集後記】
最近MFクラウド会計を
使い始めたお客さま。
当初はInternet Explorerを
使っていたのですが、
どこか動きがぎくしゃく
使い辛い感じでした。
サポートに問い合わせ
GoogleChromeに切替えると
見違えるような速さに変わりました(^^)
MFクラウドはGoogleChromeとの
相性が良さそうですね(^^)