クラウドの請求書システムMISOCAのデータをクラウド会計ソフトfreeeへ連携させています。
請求書はExcelではなくMISOCAを使う理由
請求書作成業務にはクラウドのMISOCAを使っています。
Excelで請求書を作っておられる方も多いのですが、Excelだと式の誤りなどによる金額の記載ミスのリスクがあったりや会計ソフトへの連携も手作業になってしまいます。
MISOCAであれば、あらかじめ用意されたテンプレートに必要な情報を入力していくだけで消費税や源泉所得税の計算ができて、さらにクラウド会計ソフトへの連携も可能です。
特に会計ソフトへの連携があることがMISOCAを使う一番の理由になっています。
freeeやMFクラウド会計、弥生、A-SaaSといった会計ソフトへ連携することが可能です。
他にもあるMISOCAのいいところ
会計ソフトへの連携以外にもMISOCAのいいところがあります。
1. 請求書をカンタンに作成できる
あらかじめ用意されたテンプレートに従って情報を入力するだけで請求書が完成します。
請求書に必要な項目を画面に従って情報を入力するだけなので非常に簡単です。
2. 郵送を依頼しない限り月額費用が無料
請求書を作成するだけなら費用は掛かりません。
請求書を作成してPDF形式でダウンロードしメールで送る、印刷するだけなら費用がかかりません。
使用していませんが1通180円で請求書を郵送してくれるサービスや有料の回収保証のサービスもあります。
MISOCAからfreeeへの連携機能
肝心の会計ソフトへの連携機能です。
今はfreeeを使用しているので、MISOCAで請求書を作成した後、請求データをfreeeへ連携させています。
Excelの請求書であれば直接会計ソフトへ連携することはできませんので、請求書の作成とは別に会計ソフトへ入力するという手間が発生してしまいます。
MISOCAから会計ソフトへ連携すれば金額を間違うことなくも、改めての入力も最小限で済みます。
MISOCAからfreeeへの連携方法
連携方法は簡単です。
MISOCAの画面の右上「設定」-「アカウント情報」-「ログイン情報」をクリックします。
画面下部の「外部アカウント連携」で「freeeと連携する」ボタンを押します。
既にfreeeと連携済みのため画面上は解除のクリックのみになっています。
あとは、freee側でMISOCAとの連携の許可する画面が立ち上がりますので、「許可する」ボタンをクリックするだけです。
請求書データのfreeeへの連携
請求書データのfreeeへの連携方法もみておきましょう。
MISOCAで請求書を作成して「freeeへ送信」をクリックします。
次の確認画面で「freeeに送信」を再度クリック。
freee側で確認すると取引が登録されています。
これでfreeeへの連携が完了しました。
MISOCAから簡単にfreeeへ連携することができます。
MISOCAからfreeeへの連携機能で改善して欲しいところ
MISOCAからfreeeへの連携機能は簡単で使いやすいのですが、改善して欲しいところもあります。
1. 請求書1件ごとの連携になる
1ヶ月に作成した請求書をまとめて連携したいところですが、あくまで請求書1件ごとの連携です。
指定した請求書をまとめて連携できればより便利で利用したいという事業者の方も増えるはずです。
2. freee側で取引先を登録しなければいけない
freeeに連携したデータでは取引先が空白となるので、改めて登録する手間が発生します。
取引先を登録することで、freeeにある売掛レポートで未収金の先を確認したり、ネットバンキングから自動取得したデータとの照合が簡単になります。
freeeで登録している取引先とMISOCAの請求先が連動してくれるとより「自動」に近づきますね。
備考欄に連動される相手先会社から取引先が登録されると言うことなしです。
まとめ
Excelで請求書を作成されている方はMISOCAを検討してみては如何でしょうか。
freeeなど連携できる会計ソフトを使っている場合には特にオススメです。
ちなみにfreeeにも請求書作成機能はありますが、請求書の郵送機能やCSVでのデータインポート、エクスポート機能などがないのでMISOCAの方が使い勝手がいいです。
会計ソフトをfreeeから別のソフトに変更したい、となっても請求書機能は別ソフトで管理しておけば移行などを考える必要がありません。
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【編集後記】
MISOCAを使用して1年近くになりますが、
その間にも回収保証のサービスが始まったり、
毎月定額の請求書を自動で作成する機能が追加されたりと
目に見えてのバージョンアップが嬉しいですね(^^)