まず最初にしないといけないこと。
危険な会話
先日、あるお客さまとの打ち合わせで
こんな話になりました。
「やっぱりミッションを言葉にして明確にした方がいいですよね」
と私がお伝えすると、
「そうそう、この前もそんな話聞いてきたよ。ミッションとかが大事なんだよね。」
とお客さまも答えて
くださいました。
「じゃあ、お客さまのところでもミッションとか言語化していきます?」
「そうやなぁ」
と考えが一致し、
話も終わりそうに
なりました。
でも、これとても
危険なやりとり
だったりするんです。。
「ミッションが大切だー」その前に
お互い
「ミッションを言葉にすることが大切だ」
という共通認識を
持つことができました。
すると、次に
具体的にミッションを
考えましょう。
となるかもしれません。
でも、
ここで疑問が生まれますよね。
そもそも
「ミッション」
って何だ、ということなんです。
「ミッションが大切だー」と言う前に、
その「ミッション」の定義は
揃っているでしょうか。
先ほどのお客さまのとやりとりでも、
確認してみました。
「ところで、ミッションってどんな意味ですか?」
「いつまでに、どうやって、何を達成するのか、がミッションって聞いたで。」
「なるほど、目標みたいなものですね。私がよく使うミッションは、何の為に事業を行うのか、という事業の目的だったり、使命だったりするんです。」
「ミッション」の意味が
見事に異なっていますよね。
「まずは、ミッションの言葉の定義を決めるところからやりましょう。」
「横文字使うとあかんな。」
ということで
食い違った「ミッション」のまま
話が進んでいくことを
防ぐことができました。
言葉を揃える
「ミッション」に限らず、
「経営理念」
「ビジョン」
「バリュー」
などを必要だと感じて
自社でも用意してみよう、
社員とも一緒に話し合って
作っていこう。
そんなケースもあると思います。
こういったものを
言葉にすることは
会社の方針や考え、方向性が
はっきりするので、
とてもいいことです。
でも、
その言葉の定義は
揃っているでしょうか。
最初に言葉の定義を
揃えることから
始めたほうがいいですね。
「ミッション」とは
「わが社にとっての○○です」
経営者だけでなく一緒に働く社員も
まずはこの説明ができるように
するところから始めないと
いけませんよね。
【編集後記】
昨日の午後はあるお客さまの
ところで打ち合わせ。
ちょうど決算時期を迎えましたが
作った計画の以上の実績で
今期を締めくくることができそうです^^
一方で新たな年度に入り
取り組まれているこがいくつもあり、
こちらもどんな結果に
つながるかがとても楽しみ^^
会社の成長に関われるので
とてもやりがいのある仕事ですね^^
【昨日の1日1新】
・レアチーズモンブラン