決算書では見えない簿外資産を把握すること

定期的に確認しましょう

20220331

掛金納付状況のお知らせ

倒産防止共済や小規模企業共済に
加入されているお客様には

掛金納付状況のお知らせ

が届いたら写真を
お送り頂くようお願いしています。

▼小規模企業共済の掛金納付状況のお知らせ
https://www.smrj.go.jp/kyosai/skyosai/news/2021/ucigs50000002lep.html

▼倒産防止共済の掛金納付状況のお知らせ
https://www.smrj.go.jp/kyosai/tkyosai/news/2017/frr94k000000evtv.html

初めて加入して掛金を支払う時、
金額変更や払込方法を変更する時、
倒産防止共済で毎年の必要になる
前納手続きを行った時など
掛金の支払、引落しが無事行われること
に注意するものです。

一方で、毎年の掛金の支払を
続けたことで
これまでの掛金の支払額が
いくらになったかについては
あまり気にされていない方も
いらっしゃいます。

そんな時に掛金納付状況を
確認してお送り頂くことで
現状の積立状況を確認する
機会にもなりますよね。

決算書では見えない簿外資産を把握しておくこと

倒産防止共済の場合、
毎年の掛金支払いの際に

「保険積立金」

などの科目で資産として
計上している場合は
決算書上でこれまでの積立額
を確認することができます。

一歩「保険積立金」ではなく
「保険料」という科目で計上
されている場合には
毎年の経費として計上されるため
決算書を見てもこれまで
どれだけの掛金の積立ができたか
を確認することができません。

つまり、決算書では見えない
帳簿外の資産、簿外資という
扱いになるわけです。

他にも個人事業主や小規模企業の役員が
加入する小規模企業共済の掛金も
決算書では見えない簿外資産になります。

そもそも
事業の廃業時や役員を退任する際の
退職金目的として積み立てるものなので
決算書に載せるものではありません。

けれど
小規模企業共済で積み立ててきたお金も
事業にもしものことがあれば、
貸付けを受けたり、任意解約をして
事業のために充てる可能性がある、
という意味では簿外資産
とも言えますよね。

そのほか、法人名義で契約している
解約返戻金がある生命保険で
これまで保険料で計上されてきた金額。

個人事業主、経営者自身が
事業にためにと個人的に積み立てて
をしている預貯金など。

決算書では見えない簿外資産が
どれぐらいあるか
把握できているでしょうか。

いざという時と将来にも備える

簿外資産を把握しているかどうかで
事業に不測の事態を迎えたときの
判断も変わるものです。

手元のお金だけでなく
簿外資産を含めたお金
を確認することで、
ピンチを乗り切るための使える時間も
より正確に見積もることができます。

幸い不測の事態が起こらなければ
将来、事業から離れるときの備え
になりますよね。

【編集後記】

昨日も午前午後とお客様との
オンラインミーティングでした。

その場で小規模企業共済や倒産防止共済の
掛金納付状況のお知らせを共有頂いた
お客様とはその場で現在の簿外資産の状況
を確認させて頂きました。

【昨日の1日1新】

・新しいストール
・桜もちどら焼き

【お知らせ】
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https://m-stax.com/services/

■税務顧問、税務相談などのお問い合せはこちら
https://balance-blog.com/inquiry/

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