最初だから自分でするか、最初だからこそ他人に頼るか

どちらの選択肢も並べて判断する

20220519

税理士と顧問契約をするタイミング

お客様と顧問契約をさせて頂くタイミング
はさまざまです。

事業を立ち上げて初めて税理士と
顧問契約を結ぶケースでも
事業の開業とともに顧問契約を結ぶ
ケースもあれば、
開業して一定期間経過してから、
最初の確定申告は自分で行ってから
というケースもあります。

事業の開業とともにご契約頂くケースでは
開業に伴う税金に関する手続の負担や
開業直後の経理に関する不安を
軽減することができます。

一方で、
事業の開業後、一定期間経過した後、
利益状況が安定しだしたタイミング
であれば顧問料の支払いに対する不安
少ないでしょう。

またどちらのタイミングにも
デメリットがあるのも事実なので
双方のパターンを考えて
判断して頂きたいなと考えています。

最初だから自分でするか、最初だからこそ他人に頼るか

最初だから自分でするか、最初だからこそ他人に頼るか

事業を開業した時に限らず
このテーマは様々な場面で遭遇
しますよね。

事業を行う経営者の方が
税理士と顧問契約を結んだ後でも、
こうした判断がいつでも付いてきます。

社員を採用する際の
社会保険の手続やその後の給与計算
は自分で行うのか、
社労士さんに依頼するのか。

事業が拡大してきたときに
売上の管理、請求書の発行、入金管理
を経営者自身が全て行うのか、
社員と業務を分担するのか、
外部に業務を委託するのか。

社員教育を自身自身で行うのか、
社員に任せるのか、
外部の専門家にも力を借りるのか。

何でも最初は自分でした方がいい、
と考えていると
慣れていないことであれば
取り組むこと1つ1つに
時間を費やすことになります。

事業を経営するという立場で
他にも取り組みたいことがあるけど
その時間を確保できない、
といった事態にもなりかねません。

一方で、最初から他人に頼る方針で
専門的な内容であれば外部の専門家など
に委託するとなれば
コスト負担の問題が出てくるでしょうし、
期待通りの働きをしてもらえる
専門家に出会えるかどうかという
ポイントもあります。

だからこそ
1つ1つの判断について
自分でするか、他人に頼るかを
見極める習慣を持っておきたいものです。

とにかくお金を掛けたくないから
どんなことでも最初は自分でするという方針で
様々なことに取り組んだ結果
大切なことへの時間が確保できなくなった
となれば本末転倒ですよね。

選択肢を並べて判断する

モノゴトの判断をするときに、
自分自身の方針やこれまでの経験をもとに、
判断する上での選択肢を確認することなく
片方の判断を下していること
はないでしょうか。

自分自身の方針やこれまでの経験に基づく
選択肢だけでなく、
それとは異なる選択肢も並べてみてみると
また異なる判断結果
につながるかもしれませんよね。

事業を拡大していきたいと
考えている経営者の方の中には
経理や総務、人事などは
直接、売上につながらないから
自分自身で行うと考えの方も
いらっしゃいます。

ただ、自分で行う業務範囲が
広くなればなるほど
そうした業務の時間に追われてしまう
というケースがあります。

一方で、
コストが掛かっても他人に頼るという
選択肢をされた経営者の方の中には、
経理や総務、人事に関する時間が減った
ことで取り組みたかったことに
取り組めるようになった
という方もいらっしゃいます。

選択肢を並べて見極めること
を省かないようにしたいものです。

【編集後記】

昨日の夕方は
お客様とのオンラインでの
ミーティングでした。

オンラインミーティングだと
PCのデータも相手にすぐ見せること
ができるので
ミーティングも効率的に進みますね。

自分の伝える技術をセルフチェック
できる貴重な時間でもあります(^^)

【昨日の1日1新】

・ANKER PowerPortⅢ

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