先の見通しが見えなくても、毎月の固定費と返済の金額は押さえる

お金の出口を押さえていますか。

20210428

最近特にお伝えしていること

お客様との打ち合わせで
特に最近、毎回確認して
お伝えしていることが

毎月、必ず必要になるお金

のことです。

経営者自身の役員報酬や
社員さんの給料、
社会保険料などの人件費。

個人事業主の場合であれば
事業主自身が受け取る
毎月の生活費も含めて
人件費の金額とします。

そして、
家賃や消耗品費、光熱費、
広告宣伝費といった固定費。

借入の返済があれば、
毎月の返済額。

たとえ売上が0円だったとしても
毎月、出ていくお金がいくらになるのか、
を経営者の方に確認して
頂くようにしています。

先の見通しが見えなくても、毎月の固定費と返済の金額は押さえる

緊急事態宣言などの影響により
飲食業や一部のサービス業などでは
先の売上の見通しを立てることが
できなくなりました。

2020年秋のGoToキャンペーンで
回復基調にあった業績が
緊急事態宣言でストップ。

2021年3月の緊急事態宣言の解除
と共に回復し始めた業績も
まん延防止等重点措置や緊急事態措置
によって再びストップ。

これからの売上の計画を立てようにも
先の見通しは見えませんし、
飲食業だと
酒類の提供が禁止となったことで
時短営業をしたとしても
売上が見込めないというケースも
少なくありません。

ただ、先の見通しが見えなくても
毎月の固定費と返済の金額が
いくらになるかは押さえておかないと
いけません。

仮に、
毎月必ず500万円はお金が出ていく、
ということが分かっていれば
この数字を基準に現状把握と
これからの判断の材料にすること
ができます。

今あるお金でいつまで
事業を継続できるのか。

それに対して売上、粗利益で
いくら確保できて、
協力金などの収入がある場合には
いくら補てんできるのか。

毎月の固定費を引下げることは
できないか。

借入の返済も返済の据置期間のある
借入金に借り換えできないか。

数字を見ることで根拠のある判断に

事態が急変するなど
環境が大きく変わっていくときには
感情だけに従った判断、
にもなりかねません。

ピンチだからこそ挽回するために
大胆な手を打とう。

こんなときだから
新しいことはしない方がいい。

そうではなく、
環境が大きく変わっているときこそ
数字を見ることで
根拠に基づく判断が
求められます。

普段から数字に基づく判断が
ができるよう、
毎月必ず出ていくお金がいくらか、
は押さえておきましょう。

【編集後記】

昨日はお客さまとの
打ち合わせで大阪まで。

電車移動はこれまで同様の
京阪プレミアムカーの利用で
接触を減らしながら、
ランチは途中で購入したパンを
開放的な公園で。

気をつけるところは
気をつけながらも
できる範囲でき
できることを行って
いきたいです。

【昨日の1日1新】

・進々堂 果肉入りちごマーブルブレットスライス

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