手段と目的。何のためにクラウド化します?

クラウド化によって実現したいこと。

20190326

会計事務所クラウド化マニュアル

お客様にご利用頂く会計ソフトが
100%がマネーフォワードかfreeeの
クラウド会計ソフトになっています。

おかげで
お客様との仕事のやり方も変わりましたし、
私自身の仕事の効率も上がりました。

また、
お客様からも経理の負担が減った、
そんな声を頂けたこともありました。

こういった声は嬉しいですね。

とはいえ、さらに
事務所の業務効率をより高めると
とともにお客様の業務効率も
より高めたい。

そんな思いからこちらの
本を読みました。

税理士の廣升さんが書かれた
「会計事務所クラウド化マニュアル」
です。

実際に廣升さんが取り組まれている
会計事務所のクラウド化の内容が
詳細に説明されています。

お客様からどのように資料を預かって
外部メンバーと連携しながら
どのように業務を進めていくのか
こちらを読む事でよく分かります。

クラウド化といっても
会計ソフトだけでなく
業務全体をどうクラウド化していくか、
チャットワークやGoogleドライブといった
ツールをどう使うかのノウハウも公開されて
いるのでとても参考になるんです。

ただ、
それ以上に大切なメッセージが
ありました。

それは、

意識、価値観のクラウド化

というお話しです。

そもそも何の為に
業務をクラウド化するのか、
クラウド化することによって
何が起きるのか、
メリットやデメリットなど。

会計事務所でなくても
1企業がクラウド化に取り組む際に
とても参考になる本ですね。

手段と目的。何のためにクラウド化します?

業務をクラウド化する。
私の事務所でも
全てのお客様にはクラウド型会計ソフト
を使って頂いていますが、
クラウド会計ソフトを使って頂くことを
目的に導入を進めてきたわけではありません。

クラウド型会計ソフトを導入することで、

・お客様、税理士双方の業務の効率化

・経営の数字をより早く確認できる環境づくり

を行い、お客様に理想の利益の実現を
目指して頂くことを目的にしています。

そのため、
メッセージのやりとりを
(メールの代わりとして)
チャットワークに統一させて頂いたり
会計ソフトに限らず、
給与計算や請求書作成、経費精算なども
クラウド化に取り組んで
頂いていたりもします。

まだまだ改善の余地はあるものの
少しずつ環境は整ってきています。

もしこれが、業務のクラウド化、
会計ソフトのクラウド化を
進めることを目的にしていたら
うまく進まなかったかもしれません。

クラウド化に
会計ソフトへのデータの登録や
チェック、データの受け渡しといった
業務が減ったからこそ、
訪問時にお話しをする時間が増えたり、
経営判断に必要な資料を作成する
時間がなんかも生まれるわけです。

クラウド化することが
目的にならないように
しないといけませんよね。

税理士・会計事務所の役割

あくまで
これまでの経験上での
話ではありますが、
税理士や会計事務所自身が
新たなツールを使いながら
業務の効率化を進めることが
お客様の業務効率化の前例に
になるケースが少なくありません。

だからこそ、
税理士として
積極的に新しい取り組みに
チャレンジしながら、
業務の効率を高めていく方法
を見つけていきたいですね。

その経験や実績、取り組み方を
お客様に広げていくだけで、
10社、20社、30社それ以上の
会社やお店に役立つことが
できるわけですよね。

税理士・会計事務所には
そんな役割もあるんじゃ
ないでしょうか。

【編集後記】

私の事務所のクラウド環境も
この機に見直しを
したいと考えています。

チャットワーク、
Evernote、
Dropbox、
Googleドライブ、
SugarSync、
Zoom
Todoist
TaskChuteCloud・・・。

さすがに整理が
必要ですね。。(^^;

【昨日の1日1新】

・京都経済センターSUINA室町 蕎麦酒場 清修庵

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