人を採用をするときには覚悟が必要ですね。
人に関する課題をよく伺います
「今、困っていることとかありますか?」
経営者の方にそうお聞きすると、
売上や利益、お金の話よりも
人に関する課題を挙げられる方が
多いです。
そして、そのほとんどが
従業員さんに対するものですね。
とはいえ、
そんなお悩みをお聞きしても
私が直接、人に関する課題を
解決することはできないので、
とにかく話を聞くことを
心がけています。
話を聞いて、質問して、
人に対する課題であっても
経営者の方の中でその課題について
頭の整理ができればと考えています。
もちろんよほど
トラブルに発展しそう、
とかであればもちろん
専門家をご紹介しますが。
社員にプラスで関わり続けること。人生を背負う覚悟を持つ。
社員さんが問題のある行動をとる
ようになったとき、
経営者が取る選択肢には2つ
あると思うんです。
プラスで関わるか、
マイナスで関わるか。
マイナスで関わるというのは、
その社員さんに対して突き離す姿勢を
取ること。
辞めてもらってもいい、
ぐらいの態度で、
冷たくあしらう、
罵倒する、
無視する、
など。
その社員さんもどんどん
追い詰められて、
居場所がなくなり辞めていく、
ようなケースです。
一方でプラスで関わるというと、
励ます、
現状を乗り越える作戦を一緒に考える、
本人のためを思って叱る、
など。
プラスで関わろうとしている
経営者の方のお話しを聞くと
共通することがあります。
それは、
その社員さんの人生を背負う覚悟を持つ
ということです。
自社が、自分が一度採用したからには
できる限りのことをする。
本人の意志で辞めるなら仕方ないけど、
こちらから辞めさせるようなことは
したくない。
辞めさせてもその社員さんの
その後の人生も見えない。
だから、なんとか頑張ってもらいたい。
経営者のそんな想いが伝わって
結果的に社員さんの姿勢が変わり、
社内の雰囲気も変わり、結果的に
会社の業績にも影響するものです。
まとめ
社員を採用すること = その社員の人生を背負う
そんな覚悟を持った
経営者がいる会社と
そんな覚悟がない
経営者がいる会社。
どちらに人が集まるでしょうか。
人手不足だから
1人でも2人でも採用したい。
そのためにどんな広告が有効か。
そんな声も聞こえますが、
それよりもまず、
社員さんを採用することに対して
どんな姿勢であるかが
問われるのではないでしょうか。
【編集後記】
社員さんを採用することに対して、
その社員さんの人生を背負う。
そんな覚悟があると、
普段の接し方からも
変わるでしょうね。
そんな企業が増えると
いいですね(^^)
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