赤字にならないように。経費を削るか利益を増やすか。

経費削減だけを考えないように

赤字が見込まれる場合には

決算で赤字となる見込みのときには
改めてお客様と決算までの
対策について打ち合わせを行います。

まずは、
そもそも赤字決算の回避が絶対かどうか
ということです。

今後の事業拡大に伴い金融機関からの
融資を検討いしている場合などでは
なんとか黒字決算で終えるための対策
がないかを一緒に考えます。

一方で、
今期は赤字決算でも構わない
という判断をされる経営者の方
もいらっしゃいます。

今期は一時的には赤字でも構わない
というケースもあります。

赤字が特別な外部要因の影響によるもので
翌期は業績を改善できることが
濃厚であるときなどは
赤字の決算もやむなしという
判断のもと決算を進めること
もあります。

赤字にならないように。経費を削るか利益を増やすか。

とはいえ、
なるべくなら赤字決算になること
は避けたいものです。

赤字決算が見込まれるときに
どんな対策があるかというと

経費を削るか、利益を増やす

という方法になります。

このとき

経費を削る

対策に取り組むときは
要注意です。

経費を支払っていても
何の効果を生み出してないもの
があるのであれば
すぐに削減対象としてもいいでしょう。

けれど、
その経費の負担によって
何らかの効果が生まれている場合
であれば
そう簡単に削っていい経費
とも言えませんよね。

代表的なものでいうと
従業員さんの給与や賞与。

何らかの手当てや賞与については
比較的、引き下げや支給の取りやめ
も実施しやすいかもしれません。

けれど
それを実施した場合には
どんな影響があるでしょうか。

一時的には経費削減には利益が増える
ことになりますが、
その効果はいつまで続くでしょうか。

必要な経費を削ることなく
利益を増やす方法を考えていきたい
ところです。

赤字の見込みとなる原因を確認して
その原因をなくす、減らす方法
を考えるようにしたいですね。

減らすことには限界がある

赤字になりそうだから経費を削る。

それによって、
売上や利益につながっていた
必要な経費まで削られて
売上や利益の減少につながる。

そんな負のスパイラルが
起きないようにしたいものです。

そもそも経費を削るといっても
限界がありますよね。

【編集後記】

失敗するかもしれないけど
と思いながらも
息子たちにいろいろと挑戦
させていくようにしています。

失敗にも遭遇しますが、
その失敗の数だけ
息子たちの成長の糧になっていること
を実感しています(^^)

【昨日の1日1新】
・とある体験型アトラクション

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