税金の支払いまでを税理士側で完結する。ダイレクト納付を活用しよう。

税理士とはどんな業務分担になりますか。

税金を銀行の窓口で支払わなくても済むように

お客さまに対しては、
銀行の窓口に出向いて
税金の支払いをしなくても済むよう

・国税のダイレクト納付

・地方税の共通納税システムによるダイレクト納付

をお勧めしています。

法人税や消費税、源泉所得税
といった国の税金を支払う場合には

「納付書」

という紙に金額を書き込んで、
その紙を銀行の窓口に持参して
税金の支払いを行う方法もあります。

税理士が、
「納付書」に金額を書き込んで、
郵送でお客さまに送る。

「納付書」を受け取ったお客さまが
銀行に出向いて、
税金の支払いをする。

この方法だと「納付書」を
郵送する段階で1日程度
時間が掛かりますし、
さらに銀行に出向く時間、
銀行で順番を待って支払う時間が
生まれてしまいますので、
時間がもったいないですよね。

「納付書」を使わなくても
国のダイレクト納付、
地方税の共通納税システム、
を利用することで
時間を使って税金を支払うことから
逃れることができるんです。

今であれば、
銀行の窓口に行かないことが
コロナの感染対策にもなりますよね。

税金の支払いまでを税理士側で完結する方法もあります

国税のダイレクト納付や
地方税の共通納税システムを
利用して税金を支払うためには
あらかじめ口座を登録する手続きが
必要になります。

この手続き自体は
紙で行わないといけないので
手間が掛かりますが、
後々のためですしね。

一度、口座の登録を完了すれば、
税金の支払いのために
銀行の窓口に行く手間を
省くことができます。

さらに、
私の場合であれば、
国税のダイレクト納付や
地方税の共通納税システムを使って
税金の口座引落日の設定まで
行っています。

あらかじめ
お客さまに確認を取ったり
クラウド会計を使って預金口座の
残高を確認しながら、
ではありますが、
税金の支払までを
税理士側の手続きで完結させます。

お客さまにとって
税金の支払いのために
銀行に行く時間って
何かを生み出せる時間でも
ないですしね。

税理士側にとっても
紙の「納付書」を使うときでも
その納付書に記載する税金の計算は
行いますし、
納付書を郵送して届いたかどうか、
税金の支払いが完了したか、
を確認しないといけないわけです。

そう考えると
税理士側でも税金が口座から引落し
される日が把握できて、
引落しができたかとうかの確認も
国税、地方税のシステムで確認できれば
確認の手間も省けた方がいいですよね。

税金の支払いに困ることがないようにする関わり方

もちろんダイレクト納付などの仕組みで
税金が口座から引落しされることよりも
窓口で確実に自ら支払いたい
というお客さまもいらっしゃるので
どの方法で税金を支払うかの判断は
お客さまにお任せしています。

ただ、
国のダイレクト納付、
地方税の共通納税システム、
を使って税理士側で税金の支払いまでを
完結するようになると、

税理士としても会社やお店の預金残高により注目する

ようになります。

税金の支払に困ることのないよう
普段からいかに利益を出して、
お金が残るようにするか、
税理士がそんな関わり方を
するためにも
税金の支払手続きを税理士に依頼する
方法もありますね。

あくまで個人的な考えですが。。

【編集後記】

昨日は決算報告、今後見通しの
打ち合わせでお客さまのところに
訪問しました。

今後、コロナの影響により
売上が減少する可能性があるとの
ことでしたが、
融資制度などで守りを固めつつも
攻めにでる手段についての
話にもなりました。

この状況でただただ耐えしのぐ
という選択肢もありますが、
この状況だからこそ
新たなに取り組めることも
ありますよね。

【昨日の1日1新】

・ドトール珈琲農園

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