給料は自分で増やす、仕組みを作る。

自ら積み上げてもらえるように。

20200111

給料は増やしたいけど・・・

経営者の方からよく伺うことの
1つがこちらです。

「社員の給料はもっと出してやりたいんだけど・・・」

日頃頑張ってくれている
社員さんに対しては

もっと多くの給料を支払ってあげたい

と考えておられる経営者の方が
少なくありません。

とはいえ、
急に月の給料を1人1万円
増やしたらどうなるでしょうか。

社員が10人いれば
月10万円の給料アップ。

年間で120万円の
人件費のアップになります。

社会保険料なども含めると
年間200万円近くの
人件費アップ。

増やしたくても
簡単には給料を
増やせないですよね。

給料は自分で増やす、仕組みを作る。

中小企業の経営者が
自分の給料を増やしたい、
と考えるときには
何をするでしょうか。

自分の給料が出せるように
粗利益のアップや
他の固定費の削減に
取り組みますよね。

自分の給与を増やしたから
という理由で
赤字にはしたくないでしょう。

もし赤字になるようであれば、
いったん受け取った給料から
お金を会社に貸す、
といったことも行うはずです。

でも、
社員さんへの給料の場合、
そういう訳にはいきません。

一度支払った給料のうちから
いくらかのお金を会社に
貸して欲しい、なんて
言えるわけありませんよね。

ただ、
社員さんに対して、

給料は自分で増やす

という発想を持ってもらうことは
できるはずです。

企業が社員に対する給料を
増やすためには、
支払う人件費の枠を増やせるよう
粗利益のアップだったり
経費の削減が必要であることを
社員さんにも伝えること。

社員さんが経営者に対して
給料をもっと増やして欲しい、

と言うのではなく
会社の業績に貢献して、
評価されることで
給料が増える状態を作る。

社員さんの給料を
増やしたいのであれば
経営者自身が
そのための仕組みづくりを
すればいいわけです。

経営者一人が頑張って
売上を増やして、
粗利益を増やして、
経費をさらに削減する
としても限界がありますよね。

給料を増やすために必要なこと

社員さん自身に
自分の給料は自分で増やす、
考え方だけを知ってもらう
だけではいけません。

給料を増やす仕組みが
必要になりますよね。

頑張って会社やお店に
貢献したことを確認できる仕組み、
評価の基準が必要になります。

どんな評価でどれぐらい給料が
増えるのかという給料制度も
必要になります。

給料制度や評価制度って
社員さんに現状を確認しながら
未来をイメージして頂くためには
欠かせないですよね。

社員さんに
未来をイメージしてもらえる
仕組みはありますでしょうか。

【編集後記】

年末調整の業務のうち
1月20日までに
やらないといけないこと
は昨日で完了しました。

あとは1月末期限の業務を
サクサクと進めていきたいですね(^^;

【昨日の1日1新】
・MISOCA領収書発行
・吉野家ねぎだく

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