利益があるから借入金も減るし、お金も増える

利益は未来につながる架け橋ですね。

20190105

分かれる姿勢

「税金は1円でも払いたくないから利益は少ない方がいい」

「利益が出たら必要な税金は払わなあかんと思っている」

中小企業の経営者の方の姿勢は
大きく2つに分かれるんです。

とにかく支払う税金の金額を
減らしたい。

そのためにどうやって利益を
減らすかを考える経営者の方。

一方で、
利益が出たのであれば
必要な税金は支払う必要がある。

利益を減らすという発想ではなく
会社やお店にとって必要な対策で
税金の負担が減るなら、なおよし。

と考える経営者の方もいます。

どちらも経営者の方の考え方なので
どちらが悪いとか、良い、
という話ではないんです。

ただ、どういう取り組みをすれば
どういう結果になりやすいか、
はお伝えするようにしています。

すると、

「利益が出たら必要な税金は払わなあかんと思っている」

という考えに立つ方が
多いのは事実ですね。

利益があるから借入金も減るし、お金も増える

会社やお店の経営判断をするのは
あくまで経営者の方の仕事です。

その会社やお店に関わっている
税理士やコンサルタントが
経営の判断をするわけではないですよね。

だから、
経営者の方がどちらの
方針を取りたいのかを
確認させて頂くんです。

「税金は1円でも払いたくないから利益は少ない方がいい」

「利益が出たら必要な税金は払わなあかんと思っている」

ただ、
その方針を決定するときに
お伝えすることがあります。

それは、

「利益があるから借入金も減るし、お金も貯まります」

ということです。

当然、
利益があれば税金の支払いも必要ですし、
利益を増やそうとすれば
多少なりとも、税金の支払いも増えます。

それでも、
税金を支払い、借入金を返済しても
なおお金を残すことができたり、
新たな設備投資をすることが
できるような利益の目標を立てる。

その目標の利益に近づけることで、
借入金の返済はどんどん進んでいき、
お金も貯まりっていきます。

経営に対する安心感も
同時に高まっていき
経営者の方が資金繰りに困る、
というケースも減っていきます。

日々の経営判断の中でも
目の前の売上や利益にこだわず、
焦らず、将来を見据えて、
視野を広げながら、
判断ができるようになりますよね。

税金の支払いも、借入の返済にも困らないように

「利益が出たら必要な税金は払わなあかんと思っている」

という方針を経営者の方が
掲げれば、
あとは、税金の支払いや
借入の返済に困らないように
計画を立てて、実績を確認し、
必要な対策も提案する。

必要な対策には
使える税制をキチンと活用する、
なんてこともあります。

そもそも

「利益があるから借入金が減って、お金も増えますよ」

という事実を伝え、
その実現を支えていくこと。

これが
私なりの税理士の仕事
だと考えています。

経営者の方が
目の前の売上や利益に
振り回されないようになれば、
本当に取り組みたいことに
取り組めるようになるでしょうし。

一緒に働く社員さんの環境も
良くなっていきますよね。

【編集後記】

「利益が出たら必要な税金は払わなあかんと思っている」

という考えの企業やお店が
実際に借入金が減ってきて、
お金も貯まっていく状態になって
経営者の方の安心感が高まる。

そんな様子が分かると
私もとても嬉しいですし、
その状態が続くように、
高まるように
もっとできることはないか、
なんて発想になりますね^^

【昨日の1日1新】
・カラーレーザープリンタ
 brother HL-L3230CDW

・ネスカフェ ドルチェグスト ジェニオ2

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