数量を把握していますか。
お客様から学ばさせて頂く仕事
税理士の仕事がありがたいなと
感じる点の1つが
様々な企業の経営者の方の考えを知ることができること
です。
この考え方で事業に
取り組まれているからこそ、
事業が順調に成長している
多くの社員さんが長く働かれている
といったことを
確認することができますし、
その考えを自分の中で
整理していくことで
仮説を立ててみることも
できます。
時には、
こちらの考え方を聞いてもらい
ディスカッションをさせて頂くことで
さらに考えを整理することができて
誰かの参考になる考え方が
生まれたりもするんですよね。
必要売上を確保するには、必要売上を達成できる行動が必要
必要売上を確保するには、必要売上を達成できる行動が必要
ある経営者の方のお話しの中で
改めて必要なことだと実感したことです。
何としてでも達成しないといけない
売上目標があった場合に、
そもそもその必要売上を達成できる行動が
できているかどうかを確認しないといけない。
1ヵ月300万円の売上が必要で
1日10万円の売上が必達目標だった場合。
そもそも、その1日に10万円の売上を
達成できるだけの行動、
商品販売であれば商品を用意すること、
サービスの提供であればサービスを提供すること
が必要になりますよね。
けれど、
実際に店頭に並べている商品の全ての販売価格を
合計しても8万円しかなければ、
10万円の売上は達成できません。
12万円、13万円の商品があって初めて
10万円の売上を実現できます。
サービスを提供する場合でも同じです。
そのサービスを提供できるだけ
提供したとしても、
そもそもの時間と単価の掛け合わせ
から考えると目標にしている売上を
達成できないことが明らか。
なんてもこともありますよね。
そのサービスの提供を続けるのか、
また別のサービスを用意するのか、
単価を見直すのか、
現状を変える行動が必要になるわけです。
売上の構成要素のうち数量の視点から考える
必要売上を確保するためには、必要売上を達成できる行動が必要
それだけの行動をすることが
現実的でなければ、
必要売上という目標を見直すか、
行動の内容だったり、
提供する商品やサービスの値付け
を見直さないといけなくなります。
売上の構成要素のうち、
数量という視点から考えると
行動が足りないのか、
目標設定に無理があるのか、
商品やサービスを見直す必要があるのか、
そもそも事業そのものの見直しが必要になるか、
が明らかになってきますよね。
【編集後記】
昨日は息子たちを連れて映画へ。
5/11までは休館になっていましたが
営業が再開されていましたね。
一席ずつ空けて座るようになっていたのと、
来場者も少なかったので
心配な場面もありませんでした。
映画館は喚起が
しっかりされていると聞きますし、
リスクの高いところ低いところを
見極めた対策を取って頂きたいところです。
【昨日の1日1新】
・名探偵コナンの映画
