目指すところはどこでしょうか。
売上目標しかないと・・・
「今期の目標は売上○億円達成!」
「○年後には年商○億円企業にする!」
経営者の方に今後の目標を
お聞きしたときに、
こうした答えが返ってくることが
あります。
経営者自身からすると
達成したい目標が明確なので、
その売上を何とか達成させようと
努力をしますよね。
でも、
社員さんの立場からすると
この売上目標○億円、
年商○億円企業という目標って
どう受け止めているんでしょう。
いつも気になります。
きっと経営者の方からは
売上を増やすために
ノルマが設定され、
売上を増やすことが
評価されるんだと思います。
ただ、
会社がその売上、年商を
達成することが
社員さんにとってどんな
意味があるんでしょうか。
明確になっていないことが
多いと思うんですよね。
売上目標だけだと疲弊する。売上以外の目指すところ。
「売上目標の達成」
が一番の目標になってしまうと
どうでしょうか。
経営者自身は問題ないとしても
社員さんは疲弊すると思うんです。
「売上を増やせ!」
「売上を増やそう!」
という経営者からの声に応えて
何とか売上目標をクリアしても、
また新たな売上目標が設定される。
年々、目標が高くなっていくこと、
が当たり前になりがちですよね。
一方で、
売上目標を達成することで
社員さんにとって、
自分の未来がどうなるのかが
見えないとどうでしょうか。
自分がどんな未来を実現したいか、
を考えたときには、
売上目標ばかりを追いかける仕事
からは離れてしまう可能性が
ありますよね。
経営者の方には
売上以外の目指すところを見つけ、
社員さんとも共有して欲しい、
そう考えています。
何のために事業をして、目指すところを明らかに
売上目標を決めることって
難しくないと思うんです。
今期の目標は○億円!
そう宣言するだけでも
目標になりますからね。
でも、
売上目標より必要なことは
何のために事業をするかの目的であるミッション
どんな未来を実現するか理想の状態であるビジョン
を掲げること。
どんな内容にするかは
簡単に決めることができるもの
ではありません。
ただ、これが決まったときには
売上目標だけを目指して疲弊する。
なんてことはなくなるのでは
ないでしょうか。
【編集後記】
昨日の午前中は
次男の体調があまりよくないので
長男だけのスイミングスクールに
付き添いに。
帰ってくると、
次男は恐竜のモノマネをしながら
家の中を走り回っていました(^^;
まあ、スグに元気になって
よかったです。
次男の恐竜モノマネの精度も
向上しててなかなか面白いです(^^)
【昨日の1日1新】
・とくになし