昔は失敗していました。
話をすればするほど伝わらない・・・
今振り返ると
税理士業界に入ってすぐのころは
よく失敗していました。
お客様である
会社の経営者や経理の方に
話をすればするほど伝わらない。
税金と会計の話を詳しく
説明すればするほと、
社長の視線が遠くに向いていくのを
感じながら、でも
正しいことを伝えないとという
思いで話しをしてしまっていました。
「伝える」ことに集中しすぎて、
「伝わる」ことを
意識できていなかった
んですね・・・。
お金の話をするときの3つのコツ
税金とか会計とか、
お金の話を相手に伝えるための
3つのコツがあります。
1. 減らす
これはビジョナリーパートナーの
和仁達也さんに教えて頂いたことです。
数字とから会計とかお金の
話を分かりやすくするコツは
枝葉の情報をそぎ落として
大幹だけにして話しをすること
役員報酬 12,000,000円
給料手当 24,000,000円
法定福利費 3,000,000円
:
:
じゃなく、
情報量を減らし
人件費 4千万円
と伝える。
こちらの方が分かりやすいですよね。
2.丸める
数字を丸めてしまいます。
978,653円
こんな金額だったら、
迷わず100万弱です。
もしくは98万とか
数字を丸めてしまいます。
細かく言っても
覚えてもらえません。
消耗品費の年間実績は100万円です。
この方が覚えること
できますよね。
3.置き換える
売上 320万円
変動費 96万円
粗利 224万円
もっと利益を上げ
変動費率を押さえいいつと
正確な金額でもいいですが、
まずは
売上100
変動30
粗利70
こんな構成ですと、
数字を置き換えること
を考えましょう。
金額よりも
粗利の率や
構成を知ることが
大切だったりします。
まとめ
もちろん1円単位まで正確に
数字を伝えないといけない
場面もあります。
お金を支払ったり、
受け取ったりする画面です。
けれど、
お金の話をする場面であれば
3つのコツを使って相手に「伝わる」
ことが大切ですね。
【編集後記】
昨日は東京出張でした。
滞在時間4時間でしたが、
実りのある打ち合わせが
できました(^^)
【昨日の1日1新】
・コーヒービーン&ティーリーフ 日本橋一丁目店
・ニュー・トーキョー ビヤホール 東京駅八重洲口店
【昨日の1日1捨】
・自宅にある本