どんな仕事をしてもらうかで判断するのもありです。
どう流れて来たかを見るか、どう流れていくかを見るか。
税理士を探すときのポイント
事業を立ち上げる予定のとき、
個人の事業から法人へ切替えるとき、
自分で経理や税務をやってたけど
本業が忙しく手が回らなくなってきた、
親から事業を引き継いだけど
親の代からの税理士とはどうも合わない。
こんなときに税理士を探しますよね。
いざ税理士を探すとなると
どうやって探しますか？
ネットで検索する、
もともと知り合いだった税理士に
声を掛ける、
知り合いに税理士の紹介を頼む。
探す方法はいろいろありますよね。
税理士を探すときに気を付けて
頂きたいことは
何を重視するかを明確にすることです。
経営のサポートをして欲しい、
相続対策に取り組んで欲しい、
経理の効率化をして欲しい、
とにかく低価格で決算書と申告書を
作成して欲しい。
期待しているものがあるはずです。
けれど、
知り合いに税理士の紹介を頼むケースだと
「いい税理士さんいれば、紹介して～」
と期待していることを伝えていない
ことがよくあります。
これからは
「○○をしてくれる税理士を紹介して～」
と言ってみてください。
数字を作る仕事と数字を起点に未来の話をする仕事
税理士に何を期待するかを
考えるときに
「どういう考えのもとに
仕事をしているか」
というポイントがあります。
それは
「数字を作る仕事」
をしているか
「数字を起点に未来の話を
する仕事」
をしているかというポイントです。
「数字を作る仕事」
数字を作る仕事というと、
毎月の試算表、決算書、
税金の申告書といった
書類の作成を目的とした
仕事です。
毎月、定期的に通帳コピーや
請求書や領収書、出納帳など
資料を預る。
そして、
試算表や決算書、申告書の
形にする、
いわば数字を作る仕事です。
数字を作ることが目的なので、
経営相談に乗ってもらう、
事業の将来について話をする
といったことはしてもらい
にくいです。
数字を作るための資料のやり取り
ができればいいので、税理士と
会う回数も少なくて済み、
低価格で対応してもらえる
可能性はありますね。
「数字を起点に未来の話をする仕事」
数字を作ることが目的では
ない仕事もあります。
すでにある会社や事業の
数字を起点に未来の話を
する仕事です。
例えばこんな仕事があります。
決算と納税予測をもとに提案する
今年の途中までの実績を踏まえて
決算を迎えたときに
どんな利益になって、
どれだけ納税になるかを
予測する。
それによって
節税対策で何が必要か、
黒字化に向けて何をやるのか、
そういった提案を
してもらうことができます。
設備投資や借入をする金額について見解を示す
新たに設備投資をしたり
金融機関からお金を借りるときに、
いくらまでは投資をしても大丈夫か、
お金を借りても大丈夫か
について見解を示します。
その設備投資によって
数字がどう変化するか、
借入をして返済をして
いくことでお金の流れ
にどんな影響が出るのか
を考えます。
計画を作り将来のイメージを明らかにする
1年間や向こう数年間の
数値計画を立てるサポート
により将来のイメージを
明らかにします。
将来のイメージがより明らかに
なったほうがそのイメージに
到達しやすくなりますよね。
まとめ
「数字を作る仕事」と
「数字を起点に未来の話をする仕事」
どちらがいいかというより
税理士を選ぶポイントとして
こんな分け方がありますよ、
ということです。
もし税理士に
「数字を起点に未来の話をする仕事」
をしてもらいたいときには
面談をするときに
過去3期分くらいの決算書を
見てもらってください。
その時にどんな話をしてもらえるのか
で確認するといいですね。
ちなみに私は
できるかぎり
数字はお客様に作って頂いて、
未来のお話しをさせて頂いてます。
【編集後記】
昨日のお客様との打合せ。
社内コミュニケーションの改善や
業務の期日管理の課題があるとの
話しが出てきたのでChatWorkの
紹介をしました。
私自身まだ検証途中です、
と言いながら紹介しましたが、
興味を持ってくださり、
その場で目の前にいるのに
チャットをして、タスク依頼したりと
一緒に機能の検証をすることに。
社内のコミュニケーションが
良くなったり、
生産性が上がり利益に貢献する
提案をすることも仕事ですね(^^)
【昨日の1日1新】
・fiveran めんたいフランス（ハーフ）
・お客様と一緒にChatWorkの検証
【昨日の1日1捨】
・自宅書棚にあった古い税務冊子
