自分を客観的に理解するとうまくいくかも。
エマジェネティクス研修を受講してきました
昨日はエマジェネティクス研修を
受講してきました。
エマジェネティクスとは
「脳科学に基づき、人の思考と行動の特性を分析し、強みを明らかにする」
というものらしいです。
まずは自分の考え方や行動の特性、
つまり「くせ」を理解する。
その「くせ」が分かれば、
自分の強みや弱みを理解することに
なりますし、
せっかくなら強みを
伸ばしていこう。
そして、
自分と他人との違いを理解して
他人の「くせ」も考慮して
動けるようになっていきましょう、
という研修でした。
あらかじめ診断テストを
受けて自分の考え方や行動の
「くせ」を把握しながら
研修も進んでいきました。
自分にはこういう考えや行動の
「くせ」があると分かると
案外、楽になるものですね。
こういうことは確かに苦手だなぁ、
こんなことは無意識にできている、
自分を客観的に見ることができる
貴重な機会になりました。
自分は変わらないし人も変えられない。ちょっと意識をするかどうか。
このエマジェネティクス研修を受けて
大切だなと感じたことは3つありました。
1. 自分は変わらない
エマジェネティクスでは、
4つの思考特性と3つの行動特性
で自分を分析していきます。
4つの思考特性は
・データを重視する分析型
・実用性を重視し、新しいことに慎重な構造型
・相手との関係を重視する社交型
・創造的で変わったことが好きなコンセプト型
に分かれます。
そして
3つの行動特性は
・物静か、よく話すかといった自己表現性
・争わない、自分の意見を通す、といった自己主張性
・現状維持を望むか、変化を歓迎するといった柔軟性
です。
例えば、
私の診断は、
・創造的で変わったことが好きなコンセプト型
・実用性を重視し、新しいことに慎重な構造型
の思考のくせがあって、
どちらかというと、
・物静かな自己表現性
・争わない自己主張性
・現状維持を強く望む
という行動特性でした。
だから自分を変えて、
・データを重視する分析型になろう！
・よく話す自己表現性を持とう！
といっても、難しいんです。
自己啓発セミナーなどを受けて
自分を変えよう！と思っても
なかなか変わらない。
むしろ自分を変えようと
しなくてもよくて、
自分の強みを伸ばせばいい
わけです。
2. 人も変えられない
自分の思考や行動の特性を
変えるのは難しいので、
他人や思考や行動の特性を
変えることって
もっと大変ですよね。
物静かな人に対して、
「もっと話そうよ！」
会議などであまり意見を言わない人に対して、
「もっと意見言おうよ！」
現状維持を好む人に対して、
「もっと変わって行こうよ！」
といっても
ストレスを与えるだけ
なんです。
でも、実際には
こういった人との接し方
していることありませんか？
あくまで自分の特性を
押しつけているだけ
かもしれませんよね。
だから、
人にそれぞれ思考や行動の
特性があるので、
人を変えようとは
思わないことですね。
3. ちょっと意識をするかどうか
自分も変わらないし、
他人も変えられない。
それだと、
何も変わらないじゃないか。
と思いますよね。
でも、そうではなくて、
変わらないからこそ、
「ちょっと意識をしていきましょう」
ということを
教えて頂きました。
データを重視する分析型の人かな、
そう思ったら、
意識して数字や根拠を示して
説明してみよう。
自分の意見を強く通す、
自己主張性の傾向があるから、
なるべく人の意見を聞くように
しよう。
無意識だとできないことでも
ちょっと意識すればできることも
ありますよね。
まずは自分を知る
エマジェネティクス研修を通じて
改めて自分を知ることの大切さを
感じました。
自分を知ることで
相手にどんな特性があるかも
考えるようになります。
相手の言葉や行動だけに
反応するのではなくて、
その奥にある思考や行動の
くせを考えてみる。
それだけでも
コミュニケーションって
良くなっていくんでしょうね。
そして
無意識ではなく意識的に
行動していきたいですね。
【編集後記】
自分を知って
他人を知って。
そしてどうやって
接したらいいか
を考える。
脳ミソに汗をかく
一日でしたね(^^;
【昨日の1日1新】
・エマジェネティクス研修
