売上の数字を目標にするより難しいけれど目指す状態を目標にする

達成したくなる目標を掲げたいですね

20230228

売上目標の根拠

事業を行う上での売上目標の金額
はどのように設定するでしょうか。

残したいお金や利益、
借入の返済や設備投資に必要な資金、
必ず発生する固定費などから
粗利益率を使って逆算で
必要な売上金額を計算して
目標を設定する。

お金が回るようにするためには
このような逆算によって
根拠のある目標金額の設定
は欠かせません。

けれど、
売上目標として
逆算で計算した金額以上の
目標を設定したい
というケースもありますよね。

きりがいい数字、
分かりやすい数字として
達成したい売上目標を設定する場合、
事業を続けることができる
という根拠は必要ですが、
それ以上の目標となると
根拠はあってないようなもの
にもなりますよね。

売上の数字を目標にするより難しいけれど目指す状態を目標にする

経営者の方に
今後の事業の目標を確認すると

目標売上の金額の答え

が返ってくることが少なくありません。

ただ、
ここで確認させて頂くことが
数字の目標に加えて

どんな状態になることを目指したいか

ということです。

経営者自身がどのような状態になって
一緒に働く社員や家族はどんな状態
になっているか、
事業に関係する周りの方々への影響、
社会の中でどんな認知をされたいか、
あるいは影響を及したいか。

どんな状態を実現したいか、
それぞれの経営者によって
頭の中でイメージしていること
ってありますよね。

ただ、
そのイメージしていることが
を本当に実現したいかどうか、
目標に掲げたいことかどうか
は確認しておきたいところです。

売上の数字を目標に掲げることは
簡単だと思いますが、
目指す状態を目標に掲げると
なると難しくなりますよね。

目指したい状態はイメージできるけど
本当に目指したいことなのか、
なんとなくのイメージだけなのか
によってもその取り組み方も
大きく変わるものです。

けれど、
こんな状態を目指したいと
明らかにすることができれば
その状態を実現するために
取り組まないことが明らかになりますし、
必要な売上、利益、お金の目標
も必然的に決まってきますよね。

目指したい状態を明らかにしていくと

売上を目標に掲げた場合には
当然、その売上を達成するために
何をするかを考えるでしょうし、
どうやって売上を増やすか
といったことに意識が向かうはずです。

けれど
目指したい状態を目標に掲げると
売上を増やすこと以外にも
取り組まないといけないこと
取り組みたいことが
生まれてくるものです。

さらに、売上目標に関しても
目指したい状態を実現するための
目標になるので
形式的な数字の売上目標よりも
それを達成したいという思い
も高まりますよね。

【編集後記】

昨日の午後はお客様との
オンラインミーティング
でした。

クラウド会計での業務のフォロー
が中心の内容なのですが、
業務の効率化が進んでいるので
経営状況を伺ったり
先々のキャッシュフローをデータ
で確認する時間になりました。

【昨日の1日1新】

・とくになし

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