手段の前にあり方の見直し。
報告資料の見直し
お客様との打ち合わせの際には
その日の打ち合わせ議題や
経営数字の報告資料など
をお渡ししています。
どういった資料を提供するかは
税理士事務所によって
様々だと思います。
残高試算表や比較表など
資料は数字の資料だけで
口頭で説明を受けていた。
これまでのお客様からの話を伺う限り
こうしたケースが少なくないのかな
と感じています。
数字の資料はもちろん
大切な資料だと思いますが、
その数字から何を確認して頂きたいか
を伝えること、
あるいはそれが伝わる資料
が欠かせないなと考えています。
手段の見直しも必要だけど、あり方の見直し必要。
お客様への報告資料に
どのような形式の資料を採用するか、
資料の見直しをするかなどは
あくまで報告する手段の見直し
と言えますよね。
どんな資料が伝わりやすいか、
どんな表示にすればより見やすいか、
資料の受け渡しはどうするか
など資料の見直しをすること
があると思います。
ただ、
この手段の見直し以外にも
必要なことが
あり方の見直し
だと考えています。
あり方の見直し
とは何をするかというと
報告する時間をどういう時間にするか
を考えるということです。
ただ数字を報告する時間
と考えるのか
数字を報告して事業の状態を理解して頂く時間
と考えるのかによって
その時間で何をするか
も変わってきますよね。
打ち合わせの時間を
数字を報告するだけでなく
数字を理解して頂いた上で
経営判断に活かして頂く時間
しようとすると
資料する資料も変わるでしょうし、
その伝え方も変わってくるものです。
手段の見直しの前に
あり方の見直しが
欠かせませんよね。
あり方が変わると不要な手段も出てくる
お客様から○○の業務について
やり方を見直したい、
というご相談を頂くこと
があります。
どんなツールを使って
どんな手順にするのがいいか
など考えることがありますが
そもそもその○○の業務のあり方、
何のために○○の業務を行うか
を確認させて頂くことがあります。
そうすると現在の状況で考えれば
○○の業務の重要性もさほど高くなく
一旦、取りやめて様子を見る
といった結論になることもあります。
手段の見直しの前に
あり方を確認することで
抜本的な改善ができること
もありますよね。
【編集後記】
昨日は次男の習い事の送迎のために
日中に自宅に戻りましたが
学校で残り遊びをしていたようで
次男の帰宅がいつもより遅かったんです。
こちらの待ち時間は長くなりましたが
学校で遊ぶ時間は貴重なので
逆に嬉しい時間でもありましたね(^^)
【昨日の1日1新】
・とくになし