利益の実を増やしていきましょう。
経営のミーティングにて
社長との経営ミーティングでは
まずは社長からいろいろと
現状や課題を伺います。
それに対して
何をしていくかを考えて頂くのですが、
私が思い浮かんだアイデアも
お客様にぶつけてみるんです。
私:
「○○のような実績があるのであれば、□□もできそうに思いますがいかがですか?」
社長:
「さすがに□□は無理なんです。なぜなら△△の制約があって・・・。」「でも、□□に近い☆☆ならできるかもしれませんね、ちょっと考えてみます。」
こちらがアドバイスをする
というわけではなく、
あくまでアイデアを広げていただく
そんなケースが多いですね。
私が出した答えではないものの
感謝して頂けたりもするんですよね。
利益が増えるきっかけを提供する
お客様の数字を見る仕事をする上で
やることとすれば、
・おかしな数字がないかチェックする
・決算書を作るために必要な情報を伝える
といったことは
もちろん行います。
ですが、
さらに大切なことは
利益が増えるきっかけを提供すること
なんです。
現状の数字を報告したり、
数字の間違いを伝えたり
することも必要です。
ただ、
それを踏まえた上で、
利益が増えるきっかけを
提供していくんです。
例えば、
・売上の中身、客数、客単価を確認して何をどう伸ばせるかを確認して頂く
・原価率の推移を確認して、適正が何パーセントを確認して頂く
・毎月、発生している固定費について、見直し可能か確認して頂く
といったことを
行います。
社長がこうした数字に向き合うことで
どうすれば利益が増えるのか
具体的なアイデアが生まれます。
あとは
そのアイデアを実行して頂くだけです。
1つ1つのアイデアで生まれる
利益の金額は大きくなくても、
考えられるアイデアを全て
取り組んでいけばどうでしょうか。
結果は変わりますよね。
売上から利益へ
利益を増やすきっかけを
提供し続けることで
社長の思考も変わっていく
ことがあります。
それまでは
「とにかく売上を増やすことを考えよう」
と売上重視だったものが、
「売上を増やすことだけでなく、利益をどう増やすかにこだわろう」
利益を重視する思考に
変わってくるんです。
関心事が売上だけでなく、
粗利益率をどう高めるか、
無駄な経費は発生していないか、
と広がっていきます。
そうして利益に着目できると、
その利益からどうお金を残すか
という発想にもつながりますし、
経営の安全性も自然と高まって
いきますよ。
【編集後記】
昨日のランチは
外で日替わりランチを
頂きました。
こんな状況でも
続々とお客さんが訪れていて
愛されているお店なんだなぁ、
と実感しました(^^)
【昨日の1日1新】
・酒とお料理 つぐ 日替わりランチ