一時的な利益には、一時的な税金の対策で乗り切る

来年以降しんどくならないように。

20180427

今年だけ利益が出てしまう…

今年度、今年だけ
例年に比べて
大幅に利益が出そう。

そんなことが起きる
こともあります。

例えば、
人の採用や教育に関する
国からの助成金を受け取るとき。

有期雇用だった方を正社員に
切り替え、助成金の申請をしていた。

その人数が多ければ多いほど
助成金の金額が増えるものも
あります。

他には、
事務所や店舗の立ち退きの
要請を受けて、
立退料を受け取った。

あとは、
もしものことが発生してしまい
多額の保険金を受け取った。

こんなことがあると
ある年だけ、一年だけ
利益が増えてしまう、
わけです。

一時的な利益には、一時的な税金の対策で乗り切る

毎年、安定して
利益が増えていく。

そうなれば理想的ですが、
ある年だけ利益が増えて
しまうこともあります。

利益が増えば当然
税金も増えます。

一時的な利益に対しては
一時的な税金の対策で
乗り切ることも
考えましょう。

一時的な税金の対策とは、

例えば、

多額の生命保険に加入する、

ことのように
毎年の支払いが増えるの対策ではなく、

あくまで

1回だけの手続きや支払いで

済む対策のことです。

次のような対策が
できない確認してみましょう。

使用していない固定資産を捨てる

決算書にある
「機械装置」や「器具及び備品」の数字や
固定資産の一覧表を確認してみてください。

実際にはもう使っていない設備が
あれば捨てることを考えてみましょう。

実際に捨てることで、
決算書の「機械装置」や「器具及び備品」
などの数字が「固定資産の除却損」
という経費に変わります。

含み損のある固定資産を売る

有効活用できていない土地が
あるけど、
今売ったら、買ったときより
値下がりしているから
売りたくない。

そんなことありますよね。

でも、もし値上がりすることが
見込めなければ売ることも
考えてみましょう。

土地を買ったときより
安く売れば損失、
「固定資産売却損」
という経費が生まれます。

その年の会社の利益が減って
税金も減ります。

それでも土地を売ったことで
お金が入ってきますよね。

型落ちした商品の評価の見直し

もう型落ちした商品で
そのままの値段では
なかなか売れない。

そんな商品在庫などがあれば
毎年の棚卸しの中で
評価の見直しを行いましょう。

そうすることで
「棚卸資産評価損」
という経費が生まれます。

さらには型落ちの商品などは
値上げして売却してしまう
ことができると尚いいですね。

多少なりともお金に変えて
しまいましょう。

未払いの経費の計上

決算日を迎えたときに
支払うことが決まっているけど
まだ支払っていない。

そんな経費を決算で
計上していくことです。

例えば、
3月決算の会社が
3月の電話代を4月に支払う。

こんなケースです。

3月の時点ではまだ支払いを
していませんが、
3月の経費として計上する。

さらには、
従業員さんへの給料を
日割りで計上することも
考えましょう。

20日締めで給料計算を
していれば、
21日から月末までの
給料を日割りで計算すれば、
その月の経費として
計上することもできます。

従業員さんへの給料が
毎月300万円発生していれば、
10日分の日割給与を計上するだけで
100万円の経費を早めに
計上できるわけです。

経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)の年払いへの切り替え

会社や事業のもしものときに
備える経営セーフティ共済
(中小企業倒産防止共済)
に加入して月払いで掛け金を
支払っていれば年払い(前納)
を検討しましょう。

決算日に1年分を前払いするよう
切り替えるだけで経費を
増やすことができます。

もちろんその分のお金は
必要ですが、お金に余裕が
あれば検討したい対策です。

修繕の前倒し

事務所や店舗、あるいは設備で
修理が必要なところはないでしょうか?

タイミングが来たら修理を
したい、
そう考えていたのであれば
一時的に利益が増える年度で
実行することも考えましょう。

ただし、
大規模な修理だったり、
機能がアップするような
修理だと修理代の全額が
経費にならないことも
あるので気をつけましょう。

家賃を1年分前払いする

事務所や店舗を借りている場合なら
家賃を1年分前払いすることも
考えましょう。

3月末が決算の会社であれば、
一般的には3月末に4月分の家賃を
支払うことが多いと思います。

そうではなく、
事前に大家さんとも交渉して
3月末に4月から翌3月までの
1年分の家賃を支払うんです。

「短期前払費用の特例」
というものがあるんですけど、
家賃とか保険料などであれば
1年分までの金額を先払いしても
払ったときの経費として
認めてくれるのです。

全ての経費で使えるわけではなく、
家賃の場合も、第三者に又貸し
して収入を得ていたらダメ、
など注意点もあるんです。

けれど、1年分支払った年だけ
お金の負担は出てきますが、
その年だけの税金を抑える
ことができますよ。

早めに試算、早めに検討

今年度だけ一時的に利益が
増えそう。

そんな事実が分かれば
早めにどんな対策ができるか
考えていきましょう。

くれぐれも
今年だけの利益にもかかわらず、
毎年の支払いが増えて、
お金が残らないような
対策を取らないように
気をつけましょう。

【編集後記】

今日はアポイントもなく、
事務所で仕事をする1日です。

すっきり月末を終える1日
にしたいですね^^

【昨日の1日1新】
・ライザップ チョコチップケーキ

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