相談を受けるときには答えの前に「なぜ」を大切にする

「なぜ」で相談内容が変わることも

20210718

「答え」を出すことを優先しない

仕事柄、様々な方々から
お話しを聞かせていただくこと
があります。

「○○するにはどうですればいいか?」

「□□をしたいけれどいい方法はないか?」

こうした相談を受けると

「○○をするのであれば△△をすればいいです」

「□□をするには◇◇から始めましょう」

とすぐに「答え」を伝えてしまうこと
はないでしょうか。

お客様からの相談だったり
一緒に働く社員さんからの相談など、
「答え」を求める質問なので
「答え」を伝えたくなる気持ち
もよく分かります。

ただ、答えを出すことを
優先しない方がいいこと
も少なくないと考えています。

相談を受けるときには答えの前に「なぜ」を大切にする

相談を受けたときに
なぜ「答え」を出すことを
優先しないかというと

「なぜ」その相談をしているのか

によって

「答え」が変わる可能性があるから

です。

たとえば、
ある経営者の方より

「社内で福利厚生の制度を導入したいけれど、何かいい制度はありますか?」

と聞かれた場合、

「誕生日休暇」
「誕生日手当」
「住宅手当」

  :

と具体的な制度を考えて、
答えてしまうかもしれません。

けれど、
「答え」を優先せずに
「なぜ」を大切します。

「なぜ、福利厚生の制度を必要と感じましたか?」

と確認してみると
どうでしょうか。

「最近、社員のモチベーションが下がっているからリフレッシュさせたい」

「仕事が忙しく疲れが溜まっていそうだから休ませたい」

福利厚生の制度を必要と感じた理由も
人によって変わりますよね。

理由を確認することによって
福利厚生の制度を導入することだけが
答えではないことが
分かるかもしれません。

質問が生まれたきっかけや感情を
探ることで
より効果的な答えに近付く
可能性が高まります。

見極めた上で対応する

相談を受けるときに
気をつけることは

「答え」を見つけることを優先するか
「なぜ」を確認することを優先するか

を見極めることです。

ただ、
「答え」を見つけることを
優先する場合でも
「なぜ」を見失わないように
しないといけませんね。

【編集後記】

昨日の午前中は息子達の
スイミングスクールの付き添いへ。

緊急事態宣言、まん延防止等重点措置
の間は観覧室に入ることが
できなかったのですが、
昨日は観覧室に入ることができて
プールで楽しく練習している様子を
見ることができてよかったです(^^)

【昨日の1日1新】

・元祖からあげ本舗ほりまる

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