水はたっぷりあるほうがいい。
いつもお金がなくなるんです
「月末になるといつもお金がなくなるんです」
「預金残高が○○万円を切ると不安になります」
経営者の方から
こんな声を聞くこと
があります。
どう売上や利益を
増やしていくかを
考えることよりも、
お金に対する不安が
いつも頭の中にある。
という方も少なく
ありません。
本当ならもっとお客さんに
喜んで頂けることを考えたり、
社員さんにとって
いい会社やお店にすること
を考えたい。
でも、
お金に関する不安があると
そんなことよりも
まずお金をどう確保するかの
優先順位が上がりますよね。
だからこそ
関わりのある方には
お金の不安を払拭して頂きたいな
と考えているんです。
無借金より実質無借金を目指す
お金の不安を払拭するために
「無借金経営を目指す！」
「今ある借金は早く返済したい」
と考える方もいると思います。
でも、無借金経営だから
お金の不安がなくなるでしょうか。
社員さんへの給料や家賃、
広告宣伝費などの固定費の支払額が
毎月500万になる
という会社があった場合。
会社は無借金経営で
借入金は0円で、
預金残高は700万円ある。
無借金だけど
もし何らかの事情で売上が
入ってこなければ
この会社は2ヵ月ももたない
わけですよね。
でも、無借金経営にこだわらず、
金融機関との取引を続け、
実績を作ることで
1,300万円の借入をしていると
こうなります。
会社の預金残高は2,000万円、
借入金は1,300万円。
借金はあるけど、
いつでも借入金も
返すことができるので、
実質無借金ですよね。
この状態であれば
何らかの事情で
売上がなくなったとしても、
4ヵ月近く会社を続けることが
できますし、
その間に立て直すことも
できるかもしれません。
売上がなくならなくても
何かのトラブルに遭って
急に100万円、200万円といった
お金を支払わないといけない
ケースもあるかもしれません。
こんなときも
無借金経営よりも
実質無借金の時の方であれば
すぐに支払いを済ませて
対応することができますよね。
お金の悩みが減れば
無借金経営より
実質無借金にこだわること。
借金があっても
それ以上の預金残高がある
状態を作り出すこと。
預金残高と借入金の差額を
増やしていくこと。
そのためには
ただ金融機関からお金を
借りるだけでなく、
粗利益を増やして、
ムダな経費を減らして
利益を残す体質を
作っていかないといけません。
そうすれば、
お金の悩みを減らすことが
できますし、
お金の悩みが減れば、
お客様のために、
社員さんのために
自分のために
経営に向き合うことが
できますよね。
【編集後記】
家族の協力を得て
昨日も確定申告業務を
進めていました(^^;
あと少し、あと少し(^^;
【昨日の1日1新】
・セブンイレブン カフェラテ ダブルクリーミー
