冷静に考えられる軸を明らかにすること。
判断に迷うこと
事業をしている
判断に迷うこと
ありますよね。
新しい事業のお誘いがあって
やった方がいいのか
やらない方がいいのか。
事業を伸ばすために
高額の設備投資を
する方がいいのか、
しない方がいいのか。
人を採用して
拡大した方がいいか、
人の採用をせず
拡大しない方がいいのか。
社員さんの給与の体系や
勤務時間はどうするのか。
経営者として
判断に迷う場面は
常にやってきます。
それでも
何らかの判断を
しないといけませんよね。
判断せずに先送り、
でもいいのかもしれませんが、
それでは何も変わることは
ありません。
仕事柄、このような
相談もお受けしますが、
最終的に判断するのが
経営者の仕事です。
迷ったときに戻る場所はありますか。
このような
判断に迷う場面を迎えた場合、
何をよりどころにして
判断をするでしょうか。
中には、
お金があるかどうか、
儲かるかどうか、
で判断する方も
いるかもしれません。
今は会社にお金があるから
取り組んでも大丈夫だ。
人を採用した方が
儲かるから採用しよう。
でも、実際に判断して
行動したにも関わらず
上手くいかないことだって
あります。
すると、
次に同じような場面を迎えても
今度はお金がないから
儲からないからやらない、
という判断にもなりますよね。
1つの経営の仕方かもしれませんが、
お金や儲かるかどうかを
よりどころに経営をしていると
どうでしょうか。
その経営姿勢を目の当たり
にしている社員さんや
取引先、お客さまからは
共感が得られるでしょうか。
お金や儲かるかどうかだけを
よりどころにするのではなく、
何のために事業を経営しているのか、
目的や使命、ミッションが
明らかになっていれば
どうでしょうか。
この商品を広めることで
多くの困っている人に役立ちたい。
このサービスが広がることで
より多くの人に幸せになって
もらいたい。
判断に迷ったときには
この目的や使命、ミッション
に立ち戻って判断する。
すると、
お金がない、儲からない場合で
あっても目的に沿うことであれば
どうすればその事業が維持できるか
お金の準備や、持続できるような
仕組みを考えますよね。
思っているだけでなく言葉にする意味
判断に迷ったときに
立ち戻って考える軸となる
目的や使命、ミッション
は経営者の頭の中には
あると思います。
けれど、
それをなんとなく思っているのと、
言葉にして人に伝える、伝わる形
にしている場合では
重みが変わります。
人に伝える、伝わることを
目的として
目的や使命、ミッションが
言葉になっていれば、
まずその言葉が経営者自身の
自分の言葉になります。
目的や使命、ミッションが
自分の言葉になっていれば、
どんな場面でも迷いは減りますし、
経営の一貫性が生まれます。
一貫性のある経営者の姿勢には
誰しも惹かれますよね。
【編集後記】
昨日は終日事務所でのお仕事。
ちょうどこういうときに
ご相談やお問い合わせを
多くいただく日にもなって、
すぐに返答できたのですが、
どこかで見られているのでしょうか^^;
【昨日の1日1新】
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