気持ちよく流れるように。
会社やお店のお金は人間でいう血液と一緒
会社やお店のお金は
人間でいうと血液と一緒。
そう言われることがあります。
血液がないと
人間が生きていけないように
会社やお店もお金がないと
事業を続けていくことが
できませんよね。
だから、
「お金を稼ぐために事業をしているんです」
ということは
「血液を作るために生きているんです」
ということになる。
キャッシュフローコーチの養成塾で
和仁達也先生よりこの話を聞いたときに
とても納得したんです。
お金を稼ぐために事業をして
何が悪いんだー。
という方もいるかもしれません。
別に悪いわけではありません。
何のために事業をするのかは
経営者の自由です。
ただ、
「何のために事業をしているか」
によって
社員さんだったり
お客さんだったり、
周りの関係する人たちが受け取る
メッセージは変わりますよね。
何のために事業を
しているかによって、
どんな行動につながるかも
自然と変わりますしね。
お金の循環を良くする経営をめざす
会社やお店を続けていく上では
決してお金のためではない、
「何のために事業をするのか」
の目的を明らかにしておいて方がいいです。
お金ではない、
本当に実現したいこと、
取り組みたいことが明確に
なっているからこそ、
事業を続けるチカラになりますよね。
ただ、
本当に実現したいこと、
取り組みたいことを
続けていくためには
当然、お金が必要です。
だからこそ、
お金の循環を良くする経営
が求められます。
お金がなくなったら
銀行に融資をお願いしたらいい、
そう考えている経営者の方もいます。
でも、銀行からお金を借りたとしても
人間で言うと輸血をした、
に過ぎません。
常に大量出血が続く状態であれば
いくら輸血をしても一時しのぎ
でしかないですよね。
お金の循環を良くするために
必要なことは
お金の入りの範囲内で、
お金の出を管理すること。
資金繰り表とか
キャッシュフロー計算書というもの
を使ってお金の流れを確認する
ものもあります。
どんな方法でも構いません。
経営者自身がお金の循環がいいかを
確認できていることが大切です。
一時の財務分析より診断の頻度を高める
お金の循環を良くしよう。
そうするためにも
まず今のお金の循環が
どうなっているかを
診断しないといけませんよね。
決算の時だけ、
「財務分析」という、
会社やお店の健康診断を
会計事務所にしてもらうケースも
あると思います。
決算の報告とともに
現状の会社の分析結果を
報告してもらうわけです。
健康診断は当然、しないより
した方がいいです。
ただ、年に1回の健康診断で
いろんな角度で
様々な比率を分析するこよりも
毎月、簡単な診断を続けていく
ほうがいいと考えています。
毎月の業績を確認する際、
売上、利益の確認とともに
その1ヶ月でお金がどれだけ
増えたか、減ったかを確認する。
今後の事業が計画どおり
進んだ場合に、
お金の流れが悪くなって
お金がなくなることがないか、
を毎月確認するんです。
そうすることで、
お金の循環を変えようと
決めて取り組んだことが
結果につながっているのか、
つながらなかったのかを
すぐに判断できますよね。
年に1回の大掛かりな診断よりも
多少簡単であっても
毎月、診断をして確認している方が
病気の予防になりますし、
健康的な経営ができますよ。
【編集後記】
昨日はお世話になっている
金融機関の方がご挨拶に、と
事務所にお越し頂きました。
年末に私の会社・事務所の
クレドの一部である
ミッション、バリューを
記念写真付きで
社内SNSに投稿して下さったのですが
その結果をご報告をしていただきました。
役員の方からも反応があったようです(^^)
今後、新たな取り組みも考えたいですね。
【昨日の1日1新】
・金融機関さんの社内SNS投稿の反応を聞く
・能登たまごプリン